小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

5月臨時議会

2005年05月11日 | 議会活動報告
臨時議会が開催されました。
議員の任期は4年ですが、高浜町議会では2年毎に、議長・副議長の交代、所属する委員会の再編成などを行います。今日の臨時議会では、こうした人事を決めることから組織議会とも呼ばれています。
通常、議長・副議長選挙には様々な駆け引きが展開されます。
実際、高浜町議会でも日記には何も書いてきませんでしたが、今日までドロドロした様々な駆け引きがありました。
結論からすると我々高志会の7名は、議長・副議長選挙で見事に完敗しましたが、自分自身に正直な気持ちで投票することが出来て実に清清しい気分です。負け覚悟で出馬してくれた仲間に心から感謝します。

【議長選挙結果】
立候補者:中川議員と田中議員(高志会)
投票結果:中川議員(8票)、田中議員(7票)で中川議員を議長に選出

【副議長選挙結果】
立候補者:馬渕議員と粟野議員(高志会)
投票結果:馬渕議員(8票)、粟野議員(7票)で馬渕議員を副議長に選出

以上の通りです。無記名による投票ですが誰が誰を書いたのかが明確に分かる結果です。
なお、委員会の編成について私は以下の所属となりました。

【常任委員会】
前期2年間に引き続き厚生文教常任委員会に所属し、副委員長を勤めます。厚生文教常任委員会の所管事務として、内浦小中学校の統廃合問題、次世代育成支援行動計画に基づく高浜町の子育て支援策の充実、介護保険見直しなど重要問題が山積しており、引き続きこれらの問題に取り組んでいきたいとの考えから、この委員会に所属することとしました。
また、今回は議会運営委員会に所属することが出来ました。議会改革の様々な取り組みは、この議会運営委員会で所管しております。現在、一般質問における一問一答方式や、政務調査費、議員倫理条例などをこの委員会で検討しており、どうしても所属したい委員会でした。希望通り所属出来てラッキーでした。

【特別委員会】
今議会で、高浜病院対策特別委員会が設置されました。高浜病院は、高浜町の地域医療の中核として無くてはならない存在です。この高浜病院が今後とも存続発展していくため、諸問題について調査審議するため設置されたものです。
非常に関心の高い分野であり重要な問題でもありますので、この委員会に所属することとしました。
(この結果、残念ですが原子力対策特別委員会には所属出来ない)
また、議会だよりを所管する広報特別委員会にも引き続き所属することになりました。今回は副委員長となりました。(前回は委員長)

自転車の練習

2005年05月10日 | その他
帰宅すると、家の前で末の娘(5歳)が自転車の練習を一人で黙々としていました。
手伝ってやろうかと声をかけると、手伝いはいらないが見ていてほしいと言います。暫く、そばで見ていましたがもう一歩で乗れそうです。
少し手を添えてやると、きっと乗れるようになると思ったので、再度、手伝ってやろうかと声をかけましたが、頑として手伝ってもらうことを拒みます。どうしても自分でやり遂げたいという意思が伝わってきたので、その後もじっと見守っていました。

結局、今日は乗れるようにはなりませんでしたが、残念がる様子もなく自転車を片付けて家に入っていきました。きっと、ここ最近は度々練習を重ねているのだと思います。
考えてみたら、議員になる前と比べると娘と遊ぶ時間が激減しました。末の娘の自転車の練習には殆ど付き合ってやっていません。上の娘3人は全て私と何回も練習して、乗れるようになったことを考えると申し訳ないような気持ちになりました。

それでも、最近嫌なことの連続で気分が滅入っていましたが、末の娘の自転車の練習を見て元気をもらいました。

議員会

2005年05月09日 | 議会活動報告
議員会に出席。この5月11日に臨時議会が開催されて、正副議長の選出や各委員会の構成などを決めることになります。このため、本日は「市町村合併調査特別委員会(今年3月議会をもって廃止)」に変わる、新たに設置する特別委員会について議員会で議論しました。
様々な意見がありましたが、結論としては、高浜病院に関する諸問題について取り組む特別委員会を設置することになりました。

休日

2005年05月08日 | プライベート
【軟式野球大会】
高浜町の各区対抗軟式野球大会に選手として出場。何と、セカンドで先発出場しました。結果、我が青戸区は東三松区に11対0で3回コールド負けという結果に終わりました。

【キャンプ道具メンテナンス】
野球の試合が早く(9時半には終了)終わったので、自宅でキャンプ道具の片付けと、簡単なメンテナンスをしました。調理に使うキャンプ用コンロやランタン(ガソリン式のランプ)などを分解清掃しました。意外に、このメンテナンス作業が楽しめるのです。

議員としてのスタンス

2005年05月07日 | コラム
昨日、ある方から電話を頂きました。私の「議会REPORT」を読んで、わざわざ電話をかけてくださったのです。以前から私の「議会REPORT」を毎号興味深く読んでいただいており、私の議会活動の取り組み姿勢を評価していただき、一度じっくりと町政のことを聞かせて欲しいという内容でした。今まで会話を交わしたことがない方でしたので、私に電話をすることには躊躇もあったと思います。本当にありがとうございました。
また、昨日の日記でも少し紹介しましたが、ある町民の方からは町政に対する真摯なご提言を投書で頂戴しております。高浜町の将来を真剣に考えての提言であり、心から感謝するとともに必ず議会活動に生かしてまいります。

さて、その電話でも少し話題になりましたが、世間では私に反町長派議員というレッテルが貼られているということでした。(電話の方は私のスタンスを正確に理解していただいておりました。)
私自身はどんなレッテルを貼られていようが気にしませんが、少し勘違いされている方が意外に多いことを改めて感じましたので、私の基本的な考え方について少し触れておきます。

私たち議員の議会における主な仕事は、町長が提案してきた議案を審議することです。
私は今まで議案審議において、議案に対して意義があれば意義を唱えてきましたし、もし修正が必要なら修正しますし(但し、まだ修正したことはありません)、必要があれば付帯決議を付し、反対なら反対します。もちろん議案に賛成なら賛成します。(今までほとんどの議案に賛成して来ました。)
町長が提案する議案は全てが完璧で、全く意義を差し挟む余地がないということであれば別ですが、神様でもない限りそんなことはあり得ません。
従って、議会が正常に機能しておれば議論する過程で、時には修正なり否決なりという方向が出てくることは至極当然のことであります。
議案審議で、もしも議案の否決・修正・付帯決議などが一度も無いというのであれば、そんな議会は私に言わせれば議会の存在意義を疑います。
また、議案に対する批判的な意見が出ると途端に目くじらを立てる議員が居ると聞きますが(高浜町議会のことではありません。)、全く批判的な意見が出ない議会というものが、いったいどんな議会なのかをよく考えて欲しいものです。

そもそも、二元代表制の地方議会においては、町長の与党も野党もありません。
従って、私は反町長でもなければ親町長でもありません。町民の代表として議員としての責任を果たしたいだけであり、このことは例え誰が町長の職にあっても変わるものではありません。

図書館運営協議会など

2005年05月06日 | 活動日記
今日は会社の休暇を取りました。昨日のキャンプ道具の後片付けをするつもりでしたが雨降りなので、午前中は溜まっていた新聞切抜きを整理したりして過ごしました。

【町立図書館運営協議会】
午後、町立図書館運営協議会に出席しました。平成16年度の図書館運営状況と、高浜町子ども読書活動推進計画の審議、それに来る6月5日に高浜町で開催される「平成17年度県下読書グループ合同読書会」の説明がありました。
(県下読書グループ合同読書会)
県下の読書グループの会員や一般の読書に親しむ人々が一堂に集い、交流を深める目的で6月5日に開催され、福井県内から130名程度の参加が見込まれています。毎年、県内の各市町村で持ち回り開催となっており、今年は高浜町で開催されます。
当日は、読書会や講演会などの行事が予定されています。県内の読書愛好家との交流のチャンスですので、興味のある方は是非参加下さい。私も今のところ参加する予定です。詳しくは中央図書館に問い合わせ願います。
(高浜町子どもの読書活動推進計画)
高浜町子どもの読書活動推進計画の審議がありました。0歳児に絵本を贈るブックスタート事業や、学校図書館と地域の図書館との連携、移動図書館、地域の図書館での読み聞かせなど、やってみたいことは多くありますが、なかなか実現できない現実があります。
従って、子どもの読書活動推進計画について正式な策定委員会を立ち上げて、計画策定に本腰を入れるべきと意見提起しておきました。

【高浜駅整備計画】
高浜駅整備計画について議会の付帯決議がひとつのきっかけとなり、町民の間で関心を呼び活発な議論となっています。私も直接・間接に様々な意見をお聞きしています。頂戴した意見は必ず行政に伝えてまいります。

ところで、今まで公共施設の整備でこれ程活発な議論になったのは初めてのことかと思います。しかし、これがせめて半年早ければと思うと残念です。
ここまで町民の関心を高めたのは議会の成果でもありますが、反面、時期を逸したのも議会の責任です。予算委員会の当日まで整備計画が議会に示されないことに異議も唱えず、放置したことは不作為の責任があると思います。

ある町民の方からこのような意見がありました。高浜町ではこれまで建設された公共施設はどれも、町民に計画の公開がない中で整備が進められてきました。新しい施設を建設することに反対ではないが、これらの公共施設は全て町民のものである。ならば、少なくとも整備する施設には町民の意見を募集して、町民の意見を反映して整備を進めるのが行政の最低の義務ではないか。もちろん、町民の意見を聞き、それを集約し、計画に反映させることが大変な作業であることは理解できるが、施設整備後に町民が快適に利用していくためには欠かせないステップである、との意見です。

全くその通りです。町民が主権者なのですから、町民の多額の税金を使う施設整備には町民の意見を十分に聞き反映させることが民主主義の大原則です。


GW休暇:3日目

2005年05月05日 | プライベート
楽しかった休暇もあっという間に終了です。キャンプ道具を撤収し帰路につきました。
子どもの成長とともに、キャンプ道具の数が増えて愛車のステップワゴン(走行距離12万3千キロの老体)に積載するのに相当なテクニックが必要です。とにかく大量の荷物と家族6名と犬一匹が無事車に収まりました。

キャンプは道具さえ揃えば、安上がりなレジャーです。しかも子どもたちは一般の宿に宿泊するよりも喜びます。(…但し大人は少し辛い。旅館の布団が恋しい。)
今回、キャンプ場への支払いは2泊で7,200円でした。後は、温泉センターの入場料(大人で500円)と交通費、食費です。但し、食事は家にいても必要ですし、我家の場合キャンプでも普段とあまり変わらない食事ですので経費はかかりません。ご飯も米持参で炊きますし、お茶も沸かします。家族で楽しむのに向いたレジャーだと思います。

写真は10年以上愛用しているコールマンのランタンです。たいしたメンテナンスもしておりませんが、一度も故障したことがありません。他に、食卓を照らすプリムスのガスランタンもあります。

GW休暇:2日目

2005年05月04日 | プライベート
昨日に引き続きキャンプ2日目です。昨夜はかなり冷え込んで寒い夜でした。この時期、山間のキャンプは寒さ対策が重要です。我家のキャンプ装備はあまり寒さ対策が十分ではないので、少し厳しい夜でしたが子どもたちは元気です。私が一番つらかったかもしれません。

すぐ近くに、電源開発(株)の九頭竜ダム(ロックフィル式ダム)がありますので、見学に行きました。(写真)
以前、アーチ式ダムの黒部ダムを見学したこともあって、アーチ式とロックフィル式の違いや、ダムの働きなどについて子どもたちに説明をしましたが、どの子も興味を示しませんでした。
私が小学生の頃は、実物のダムを目の当たりにしたらきっと感動したと思いますが、女の子ということもあるのか実につまらなさそうでした。電力会社の社員には向いていないことがわかりました。

今夜も冷え込んだので、夕食後はキャンプファイヤーを囲みました。

GW休暇:1日目

2005年05月03日 | プライベート
GWの休暇で、家族でキャンプに来ております。場所は、福井県和泉村の和泉前坂家族旅行村です。太平洋側のキャンプ場が希望でしたが、どこも空いていなかったので和泉村を選びました。
比較的空いており、家族でのんびりと過ごすことにします。

(写真は、夕食のギョーザと豚汁を作る娘たち)

自治基本条例

2005年05月02日 | 私の考え
自治基本条例とは、自治の理念や基本的な制度や権利を定めた条例で、いわば「自治体の憲法」です。北海道のニセコ町が全国で始めて制定し(ニセコ町まちづくり基本条例)、今では全国の自治体に条例づくりが広がっております。

北海道の遠軽(えんがる)町では、議会の提起によって町民・議会・行政の三者で任意の条例草案策定研究会を設置し草案を策定。その後、正式な町長の諮問機関「遠軽町まちづくり自治基本条例審議会」で草案を一部修正し、最終的に議会でさらに一部修正したうえで今年3月の定例会で可決制定されています。

また、三重県四日市市では議員有志の任意の勉強会「市政研究会」が自治基本条例に関する調査を実施し、条例案を議長の諮問機関である「市政活性化推進等議員懇談会」に提案。この懇談会で条例案を議論し、更に「自治基本条例調査特別委員会」を設置して集中的に議論しました。そして今年1月の臨時議会で議員提案による「四日市市市民自治基本条例(理念条例)」を可決成立しました。議員提案で自治基本条例を制定したのは市議会では全国初となります。
あえて、議員提案によって自治基本条例をつくった理由は「執行部につくれと言ってもつくらなかった。それなら自分たちでつくろう」だそうです。単純な話ですが、考えてみたら執行部が何もしないなら議会でやればいいのです。「高志会」も「市政研究会」を見習わなければなりません。

自治基本条例に限らず、議会で出来ることは(やるべきことは)数多くあります。
折りしも、政府の第28次地方制度調査会では平成17年度から地方議会の活性化のため「議会のあり方」に関する議論も始まります。真の地方自治を実現するため、地方議会の活性化に議員自らが取り組むことが求められています。

【GW】
明日からGWの休暇を利用して家族でキャンプに出かけます。3日間程度日記の更新が出来ませんが、ご了承願います。