小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

12月定例会:第1日目

2005年12月09日 | 議会活動報告
本日から、12月定例会が始まりました。
定例会の初日は、朝9時から全員協議会が開かれて、上程議案、審議日程などの確認が行われます。
そして、9時半から本会議が開かれて、議案の上程と、町長からの議案提案理由の説明があります。
本会議は30分程度で終了しますので、その後再び全員協議会が開かれて、上程された議案を審議します。
ほぼ毎回、このパターンで初日の日程が進みます。

市議会などでは、上程された議案は所管する常任委員会に付託して、議案の審議はその委員会で行われるものですが、高浜町議会では全員協議会で全ての議案を審議するケースが殆どです。(新年度予算と決算は委員会に付託する。)
このため、例えば議案を継続審議扱いにすることが出来ませんし、修正するにしても、本会議に動議として提出することになります。
新年度予算では、常任委員会で審議しているにも関わらず、その補正予算は全員協議会で審議するという不思議な状況になっています。また一方で、常任委員会では何をすればいいのか悩むことにもなるわけです。
本来、全員協議会は議案を審議する場ではありませんので、原則論をすると公式な会議の場ではありません。見直す必要があるのでは、とも感じています。

本日の全員協議会で審議した議案は以下の通りです。

●平成17年度一般会計補正予算
 24,819千円の追加補正。脇坂「浜の駅」整備に伴う上下水道管布設と整備事業化検討調査業務委託などの予算が計上されています。
●平成17年度特別会計補正予算
 国民健康保険、国民健康保険診療所、老人保健、介護保険、水道事業の各会計の所用の補正。
●固定資産税の不均一課税に関する条例の制定
 企業誘致に伴う固定資産税減免措置(初年度:非課税、2年目:4分の3減免、3年目:半額)を定める条例。
●社会福祉センター設置管理条例の改正
 社会福祉センター(高浜町緑ヶ丘)の管理に指定管理者制度を導入するための条例改正。

夜は、某所で行われた意見交換会に参加いたしました。住民に密接に関連する地域の課題について3時間以上にわたって掘り下げた議論が行われました。