扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

泉州紀州参詣 2日目 #5 伊太祁曽神社

2016年07月19日 | 諸国一ノ宮

たま電車に乗って伊太祁曽駅下車、少し歩いていくと伊太祁曽神社に着いた。

 

伊太祁曽神社は紀伊国一ノ宮とされている。

後で行こうと思っている日前宮と高野山近くの丹生都比売神社も一ノ宮を称しているので紀伊国の一ノ宮は3つあることになる。

紀伊は「木」の国という説と紀氏の国という説があるが、実際に探訪してみると「木」の国の方ととりたい心情になる。

伊太祁曽神社の祭神は「五十猛命(いそたける)」といい、妹神の「大屋津姫命(おおやつひめ)」、「都麻津姫命(つまつひめ)」の3柱が祀られる。

五十猛命は日本書紀に登場し、スサノオとクシナダヒメの子とされ、スサノオによって紀伊国に入りスサノオの体毛を樹木として植えて回ったという。

まあ「木の国」説からいえばおもしろい神話である。

 

境内は木の材が黒々としていい雰囲気を醸し出している。

木彫の干支が並べられており、これらはチェーンソーカービングなる技法で神前で彫刻、奉納されたものという。

 

それほど大きな神社ではないが趣のあるいい神社である。

 

   

 

伊太祁曽駅はニタマが勤務していた駅舎で、たま関連も含めいろいろ展示してあった。

こちらの方がネコ駅長のいい時代の雰囲気がある。

ささやかな支援と思ってたまの饅頭を買った。

  


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