昨年末に纏めた社会の歴史問題、まだまだ古くて新しい問題の様です。
そのため、もう一度基礎から復習、結果今発生している問題をもう一度掘り下げてみたいと。
単なる太平洋戦争だけでなく、もっといろいろある問題の様です。
とはいえ、先ずはその歴史から。
実際には、戦前から歴史教科書の問題ありますが、分かり易く戦後の問題から取り上げてみましょう。
ネット情報の受け売りですが、やはり戦後の歴史問題、これに係る様です。
1)家永教科書問題
1962年(昭和37年)家永三郎らによる裁判、高等学校日本史用教科書「新日本史」について、検定不合格となり、実際に使われることはなかった。
この裁判の争点は、「教科書図書検定は検閲にあたり、憲法違反」であった。
結果は、日本国憲法下において、教科書図書検定は制度として合憲・適法との判決がなされた。
2)第1次教科書問題
教科書図書検定で、1982年(昭和57年)6月の各新聞が「昭和時代の日本軍華北の侵略」について、検定において「華北に進出」と
書き改めさせられたとする問題。
これが日本と中国・韓国の間で外交問題に発展した。
この辺りからいろいろ燻り始めたのかな?
南京事件についても、どーもこの辺りからの様ですね。
今後、また調べてみよう!!
3)第2次教科書問題
「日本を守る国民会議」編の高校用教科書「新編日本史」(原書房)を中国が批判。
中曽根首相が文部省に検討を要請、異例の再審議が行われた。
4)その後の教科書問題
90年代以降、歴史認識問題と連動して中国・韓国との外交問題となってきた。
これらの国の主張を記述する過度な配慮のある教科書が目立ち、「中国・韓国が外交問題にする可能性がある部分には検定意見は付けない」
とする近隣諸国条項が呪縛となっている。
【近隣諸国条項】
日本国の教科用図書検定基準における規定
「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」
これが前回の「いろんな資料」に関係しており、この問題、結構最近の問題なのかな。
以上の様に歴史教科書問題、主に太平洋戦争時の問題が大きいが、いろいろ見ていると
どーもそれだけではない様です。そこのところもう少し調べてみましょう!!