このシリーズ、前回で完了!と思っていたら、同じ著者、新聞に再度登場、こんな論を。
今回かなり手厳しい。
前回は、「理性的な対応を」
今回、「亡国の危機だ」
これを信じるか、信じない、は、あなた次第なら良いが、将来の子供達や地球の未来にも関わってくる は大袈裟?
さーどんな記事になっているか?
地球温暖化問題、環境の一部の関係者だけに限られた問題の感があったが、今やこの運動が日米欧の政治を乗っ取ることに成功した。
あの環境少女「グレタ・トゥーンベリ」、どこで声高々に笑っているかな?
数年前は、この・カ少女と思っていたが、あちこちの首脳のたぶらかしに成功、ひょっとしたらノーベル賞の授与も可能?
「グリーン成長の陥穽」
日本政府の「グリーン成長戦略」、経済と環境を両立させて2050年にCO₂排出の実質ゼロを目指す。
ある程度の削減ならば経済成長と両立する政策は存在可能であるが、ゼロとする極端な目標は、経済を破壊する可能性の方が高い。
安価な化石燃料の従来使用を止め、CO₂の回収貯留の義務付け、不安定な再生可能エネルギーや扱いにくい水素エネルギーで代替する。
これにより今後90兆~190兆の経済効果を見込む。
しかし、その莫大なコストが掛かることを、その経済効果とするのは明白な誤りである。
確かに温暖化対策投資で、その事業を請け負う企業は売り上げになる。それはエネルギー税等の形で原資を負担する多くの企業の競争力を削ぎ、家計を圧迫する。
トータルでは、国民経済を深く傷付ける。
過去の太陽光発電、現在年間2.4兆円の賦課金が国民負担となっている。これも政府は成長戦略の一環、経済効果ありと考えていた。
今後この二の舞を年間100兆円規模でやれば、間違いなく日本経済破綻する。
米国もバイデン政権誕生で、2050年にCO₂ゼロを目指す。
そーこの展開でほくそ笑むのは、中国である。
世界が望む環境問題、温暖化防止対策、実際どーなる?
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