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信濃川河川敷で仮泊@花火見物の後

2019-08-04 11:08:37 | ヤナバ生活
越路町・須川水門 河川敷側から撮影。
 堤防上はアスファルト舗装された車道になっています。

 長岡花火の終了時刻は概ね21:30。 従来は完全に打ち上げが終了する時刻まで花火見物をすることは少なく、 早めに切り上げて車に乗りこみ、 兎に角帰りの車で渋滞する前に長岡市内を脱出することに専念する行動パターンが多かったが今回はそれを止め、  見物客の姿が見渡す範囲で少なくなるまで打ち上げ終了しても見物席に残り、用意しておいた夜食の食料を食べて過ごしました。  そして花火終了後およそ1時間経過した22:30に車を発進させました。 目的地は旧越路町の信濃川の河川敷、 道路の混雑はほぼ収まっていましたから、 およそ15分で到着しました、 河川敷へのアクセスですが、 占有許可を得た耕作地へのアクセス道路が堤防上から何箇所かあります。 僕は昼間に目を付けておいた須川水門近くのそれを利用しました。

 朝の早い時間に耕作者がやって来ても邪魔にならないスペースを見つけて車を停めて仮眠態勢に入りました。 しかし夜中の気温も高くって、 なかなか寝付けず困りましたが、車のクーラーは使わずになんとか一晩過ごしました。


 翌朝は十分な明るさになった 05:30に目覚め、付近の畑に来ていた人とお喋りタイムを持ちました。 その時の記憶に残った内容を紹介します。

 
1. 河川敷の耕作地

 信濃川は旧建設省の管理対象です。 耕作地はそんな管理権限を持つ所の許可を得て利用料を支払って使用します。 話を聞かせてくれたオジサンによれば、 家のある(およそ40戸)の代表者がまとめて利用手続き並びに料金の徴収・納付を行っている。 1反歩ほどもありそうなオジサンが支払うお金は年間千円ほどだそうです。


 オジサンの耕作地の近くには何も植えていない草地がありました。 そこは同じの人が利用していたのだけれど、 年老いて作業が困難になり、 草茫々状態で放置される様になったとか。

2. アスパラ栽培



 僕は知らなかったけれど、アスパラガスって多年草。 除草して肥料を施せば簡単に収穫出来るそう。 この朝オジサンは4本ほど手折って帰って行きました。

3. 占有標識



 これが本物か? それは判らないけれど、 棒杭に「占有柱」の文字が。


4. 仮設井戸のパイプ


 個人で自分が使っている畑の一画に10mほどの長さの鉄パイプを打ち込み、 地下水を組み上げて畑地の灌漑に利用していたそうです。 しかし今は河床が下がり、 地下水位も下がり、 このパイプでは汲み上げが出来なくなったとか。

 僕の経験では利根川などでは河床が上がり、 堤防内からの小河川の排出地点では本流に水を排出するためのポンプ場が設置されているほどだ。 それで「信濃川ではどうして河床が逆に低くなったのか?」と聞いてみたら、 「昔、砂利の採取許可を与えた時に業者が採掘条件を無視して河床を深く掘ったため」 だと話してくれた。 「手掘りしていた時代なら10mも掘るったら大変な事だったけど、 機械で掘る時代には10mどころか20mだって簡単に掘れちゃうからさ・・・」、 「今はなかなか採掘許可は出ないみたいだけどさ」なんて話もしてくれた。
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