旭川中央図書館で

2017-02-05 07:27:54 | 雪の結晶撮影
 旭川の二日目は「雪の美術館」、 「旭川科学館・サイパル」、 雪まつり会場に近い「中央図書館」、 雪まつりの雪像作りの追い込み作業をしている会場など、 あちこちをレンタカーで巡り、 見物した。

 立ち寄った中央図書館では「雪の結晶の写真集」、 「雪の結晶の撮影方法」 そんな内容の蔵書の検索をお願いしたところ、 たちどころに4冊の本を選び出して書架から持って来て下さった。 さすが寒さ厳しく、 雪の結晶研究者が写真撮影の場とした、 大雪山の在る旭川市の図書館です。

 その中の一冊

タイトル : 「雪の結晶」
著  者 :  ケン・リブレクト
出版社  :  河出書房新社

ISBNコード :  978-4-309-22526-1




 この本では結晶写真の他に撮影のテクニックも書かれ、 同一の被写体に対してカラーフィルタを用いる事で、結晶画像の表情が変化する様子が紹介されていたり、 とても参考になる本でした。


 旭川の図書館では東京在住の旅人の僕が借り出す訳にも行かず、 後で本を探すときの手がかりにする目的で、 タイトルやISBNコードが判る様に表紙と裏表紙を許可を貰って撮影し、 一部の興味を持ったページのカラーコピーを取り、 本は返却して来ました。


 一方の 「雪の美術館」 ですが、 観光客が立ち寄る場所としては面白く、 雪の結晶に関する一般的知識を知るには適当かも知れませんが、 スタッフさんに雪の結晶撮影に興味を持つ方も居ないらしく、 撮影ノウハウを仕入れるのに適した施設ではありませんでした。 後日写真なども含めてアップする予定。



 さて、 北海道に来て3日目となる本日は旭川を離れて北上し、 名寄市近郊のYHに向かいます。 天気予報では一日中曇りです。 雪の結晶撮影は望めない模様です。 まずは旭山動物園に寄り。 次いで、 途中の士別市では自動車のテストコースに立ち寄る予定にしています。

 なにせ士別市内の宿泊施設は市内のビジネスホテルは言うに及ばず、 郊外の「サイクリングターミナル」なんて施設まで宿泊客で埋まり、 士別周辺では宿泊予約が取れない有様でした。 その理由はなんと 「タイヤメーカーを始めとする車関係者が入り込んで宿が満杯」 なのだとホテルの人から聞きました。

 士別から朱鞠内湖(幌加内町)に至るルートの沿道に自動車サーキット場みたいなのが在るのは地図を眺めた時に気付いて居たのですが、 雪道走行テストが真っ盛りで行われているとなれば、 立ち寄って眺めるのも悪く無いでしょう。 それほど間近で見物出来るか? 行って見なくちゃ判りませんがね。


 それにしても主目的の雪の結晶撮影ですが、 幌加内町のピンポイント天気予報からは、 当日が近づくに連れて 「降雪予想が逃げ水の様に消えて行き、 曇りの予報に変わってしまう」 のです。

 北海道に来れば「形が大きくて美しい雪の結晶に出会える」 それは幻想になってしまいそうです。
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