結晶ポインター 試作、 材料は発泡スチロールと金属ワッシャー

2023-01-03 10:39:47 | DIY

 雪の結晶の撮影に使用する結晶ポインターを試作した。 降雪を受けるラップフィルムを張った試料ステージのサイズは 90 x 70 mm その中に落ちてくる雪のサイズの多くは 2 mm 程度の物が多い。 草津での経験では 3 mm は大きい方になります。 雑多な降雪の中から形の良い結晶が有るか? それは虫眼鏡でスクリーニングして見つけています。 そして撮影はカメラのレンズの下に試料ステージを滑り込ませ撮影するのだが・・・ 試料ステージをレンズの下に挿入した後は撮影対象の結晶を肉眼で目視することは出来なくなります。

 

 カメラの視野に結晶を捉えるには虫眼鏡で見つけた結晶の在る場所を記憶しておき、 カメラのモニタを監視しつつ試料ステージを手で動かして探すのです。 その作業に手間取ると、 結晶の融解は進み型崩れが生じ、 よい写真になりません。

 

 今回試作した「結晶ポインター」なる物はカッターナイフで発泡スチロールの薄板(およそ3t)を先端を尖った形や凹んだ形に切り出して作りました。 それだけでは軽すぎて風があったら飛んでしまいます。 それで金属ワッシャーを発泡スチロールに重り代わりに取り付けました。 金属ワッシャーをガスコンロで短時間加熱して発泡スチロール板の上に置くと熱で解けて埋め込まれてくれました。

 

 このポインターが手袋を必要とする様な寒い環境で目的とする結晶を指し示すポインターとして上手くセット出来るか? それは明日から出かけるヤナバでの撮影で確認する計画です。

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