購入した 互換品 BLN-1
OLYMPUS社のデジタル一眼カメラ OM-D EM-5 シリーズのカメラ本体を僕は2台使用中。 1台は 60 mm マクロレンズをつけっぱなしで雪の結晶撮影専用みたいに使っている、 もう一台は 300 mm 望遠や広角レンズなど、 その時の気分で使用中。 そのカメラ本体に組み込む電池が BLN-1Liイオンバッテリーなのだ。カメラ本体の購入時期がおよそ10年前と3年前。 内蔵されていた電池に刻印された情報は2012年と2018年。 2012と刻印のある電池など、 明らかに寿命を感じさせて、 撮影可能枚数が少なくなっている。
過去には中国メーカー製の互換バッテリーを購入して使用した事もあったが、 バッテリーケースの膨張が生じて「電池をカメラに装着時には力を入れて押し込めば良いけれど、 抜き出すのに苦労する」そんな事が生じました。 そんな中国製のバッテリーはケースを半割して内部の電池本体を除去し、 電池ケースだけを手製の外部電源使用する際のコネクタ代わりに使っています。
前置きが長くなりましたがここから本題 :
さて、 雪の結晶撮影の時には撮影システムの一部として外部バッテリーを使う方法で問題はないけれど、 一般的な手持ち撮影の際には標準的なバッテリーを内蔵させた方が使い勝手が良い。 そこで純正品のBLN-1の購入を試みました。
最初の購入先はケーズデンキ オンラインショップ。 2個発注しました。 到着した物を開封して確認したところ、
予備充電電圧 :7.4V 問題なし
刻印 製造年 : 2018 年7月25日(日の数字はうろ覚え)
この製品は製造年(?)が4年も前の電池では嫌だ!とクレームを付けて返品処理してもらいました。
2度目は立川駅に隣接したビルにあるヤマダ電機の店頭で1個購入
帰宅後すぐに開封した物を確認。
未開封を保証するためのラベルが貼られていない様に感じた。
予備充電電圧 : 0 V 大問題!
刻印 製造年 : 2019 年x月x日
この製品は予備充電電圧が「ゼロ」と言うデジタルボルトメータによる測定結果を伝え店頭にて返品処理した。
ここまでの過程でOM SYSTEM PLAZA(旧 オリンパスプラザ 東京)に電話してBLN-1電池に表示されている製造年月日の意味合いやその表示年が古く感じ、 寿命的に問題ないのか? 等の問い合わせをしていました。 その時に頂いた返事の中で奇異に感じた点は「僕が製造年月日と受け取った刻印された数字は食品などで行われている製造年月日と意味合いが違い、 その製品のモデル番号的な意味合いの物だ」と言われた事です。 今持って半信半疑です。 とにかく国内大手家電店の売り場に並んだデジカメ用電池の製造された日付は開封するまで判らず、 新しい日付の物を確実に入手出来る保証が無いのです。
そこで純正品の入手は諦めました。 中国製の互換をうたう製品を発注しました。 なにせ価格は純正品が6千円に対して、 互換品は千円です。 電池が短期間で膨張しようが、 寿命が短く撮影可能枚数が少なくなる欠点は体感していますが、 同じ費用を払えば、 同じ程度の期間写真撮影が可能と割り切る事にしてみました。 もしかすると・・・チャイナ製だって、 5年も経過していたら、 製品の品質だって向上している可能性もあるでしょうし。 まあ、 互換品の今後の様子はまた記事にしてみることもあるでしょう。
ちなみに購入した互換品
オリンパス対応 BLN-1 互換 バッテリー
ブランド: ロワジャパン【2個セット】¥1,960
予備充電電圧 7.7 V (入手直後測定)
充電完了電圧 7.9 V 初回充電完了時間 約30分 OLYMPUS社 充電器使用