針状雪が降った@草津2018

2018-03-09 20:45:31 | 雪の結晶撮影
車のドアバイザー上に舞い降りた針状結晶の雪

 水曜日の夕食を食べている最中の天気予報で関東地方への降雪情報があって、 降雪範囲は東京・埼玉県・群馬に広がっていた。 慌てて日本気象協会のWebサイトで草津の情報を確認したところ、降雪のある翌日早朝の気温はマイナス3℃程度となっていた。 それまでは降雪があってもマイナス2℃程度の情報だったから、 写真は無理と考えて、 出掛ける気持ちは失せて居たのだが、 急遽車で草津に向かう事にした。 そして夜の11時過ぎにいつも世話になっている草津YHにチェックイン。 

 翌朝5時半頃に起床。 外に出て見ると微かに雪が落ちていた。 前夜到着直後から撮影装置は屋外に置いて冷却しておいた。 照明用の電池を接続して、 撮影用のカメラを組み込めば直に撮影に取り掛かれる。 その撮影準備が完了したのは 05:50。

 降っている雪は見慣れた六華の雪では無く、 針状結晶と呼ばれる物でした。 僕にとっては初めて出会うタイプの結晶です。

 気温の関係で雪が溶けずにカメラの下にある時間はそれほど長く見込めないので背景画像をあれこれ選択する気持ちの余裕が無くて、 今回は雪の結晶感に欠ける画像が大半になりましたが、 撮影した中の何枚かを並べて置きます。


針と言うより「鬼の持つ金棒」


試料ステージ上にバラ撒いた雪
表面照射ランプの光を反射した雪は白く写っている。


 上の写真の右下に黒く見える「針状雪」の拡大


複数の針状結晶の重なり合い


08:30 頃までで 針状雪は降り止み、 それ以降の時間には氷粒が付着した六華の雪が降る様になった。 しかし気温がマイナス2℃よりも高く、 綺麗な写真は撮影出来なくなった。

 木曜日・午後2時、 昼食を摂り、草津温泉で体を温めた後、 東京に向かうと言う、広島からの同宿した若者を車に同乗させて帰途についた。 鶴ヶ島ICを降りて東武東上線の若葉駅に立ち寄り、 そこで若者とは別れた。
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