地震の周辺・疎ましいTV・CM

2011-03-17 07:49:13 | 地震の周辺
 地震の後で民放TVのコマーシャルに異変が起きている、 「エイ・シー!」 とささやくコマーシャルが大増殖し、多くの民放のCMにそれが顔を出している。  一度だけその「エイ・シー!」の音を聞くだけなら、 大音量でもないし、どちらかと言えば美しいとも思える女性の声なのだが、短時間の内に何度となく聞こえてくると嫌味な騒音に変質する。  コマーシャルの内容もサッカーのオシム監督を登場させて「脳卒中の症状が出たら早めの対応を」と呼びかけたり、母親と娘を登場させて子宮頸癌の予防を呼びかけたり、 「困って居る人を助けるためにちょっとした勇気を出そう」とか、足長育英会の活動等、ヒアルロン酸だとかセサミンだとか喚く商品のコマーシャルよりは高級感は漂っているのだけれど... 最後に付け加える「エイ・シー!」の音が何故か見ている僕は疎ましく感じてしまうのです。

 いったい、それを提供する 「AC(公共広告機構)」なる組織は何者よ? とそこのWebサイトを覗いてみたところ、

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ACジャパンの活動は、広告のもつ強力な伝達力や説得機能を生かし
社会・公共のためになる「公共広告」を制作し、全国でキャンペーン展開しています。
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 このような活動に協力する民間の会社からの協賛金あるいは個人の寄付などを資金源とする組織だそうだ。 その組織にとって この度の震災後はTV局への一般のコマーシャル依頼が減ってCM単価が安くなり、にコマーシャル活動のチャンスとばかりに多くの時間枠を手に入れて流しているのだろうか? 「でも僕のような人間には同じ多量のCM繰り返しは逆効果ですよ!!」と一言つぶやいてみたくなる。
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