クリスマスの贈り物

2010-12-25 14:21:32 | 国内旅行と山歩き
 安曇野も松本に近い方は田畑にも雪は殆ど無かったけれど、大町近郊より白馬方向へは昨晩からの降雪で一面の白い世界になりつつありました。 更に標高の上がった簗場付近の雪はもっと多く、幹線道路は除雪車が出動して雪を排除してくれてありました。 こうなると雪が有るのは歓迎だけれど、山荘まで車が入れるか?を心配しなくちゃならないのが困ったところです。 除雪されると、幹線道路と引き込み道路の境界には雪壁が出来て、それを取り除かないと車が山荘の傍まで進入出来ないのです。 更に引き込み道路部分の20mほどの区間も除雪しないと車を安心して駐車する事も出来ません。

 そんなこんなで最終的には、車は入れる所まで入って、坂道を歩いて登り、山荘に到着。 まずはストーブに火を入れてからスノーダンプを使って除雪開始しました。 とにかく車の中の多量の荷物を家の中に運び込まないと、 山荘へ遊びに来る留学生達を迎えに行くボランティアもどきの役目を果たすにも差し支えが有るので気が気ではありません。 でも独りで除雪なんて大して捗りません。 まだ除雪作業中の9時半頃には電話が入りました「スキー場まで到着しました、お迎えをお願いします!」とね。 仕方なく車には東京からの荷物を満載のままで迎えに行きました。  

 遊びに来たのは3人、 必要なスキーやスノーボードの用具やウエアを選び終わってから、除雪を全員で始めました。 非力な女性も含まれるとは言え、流石に4倍のマンパワーの威力は大したものです。 15分ほどの除雪作業で車を山荘まで入れる事が出来ました。 更に車の中の荷物を家の中に運び込む時も人海戦術のパワーが発揮されて軽く片付きましたよ。 で、早速選んだ道具を積んで、鹿島槍のリフト乗り場へと送っていきました。

 僕は今日はゲレンデに出る積もりはありません、 それよりも僕が旅先で使っているEMOBILEのサービスエリアが拡張されて、簗場の山荘でもインターネット接続が可能になっているかもしれないのです。 そっちの様子を確認する作業の方が楽しみな作業です。 それで、ストーブで温まった室内で昼食を用意して食べてから、早速インターネット接続を試して見ました。 データカードの受信状態を示すランプの表示がブルーで点灯しました。 これなら繋がる筈です、ブラウザを立ち上げるとページが表示されました。 「キャホー!!」喜びの叫び声を上げてみます。 今までは車に乗って、大町近郊の木崎湖畔まで降りて行かないと、インターネットに繋がらなかったのが、山荘に腰を据えたままでアクセス出来るのですから。 電気が日本全国にあまねく普及していなかった僕の子供時代、その頃に電灯の明かりに喜びを感じたであろう喜びと、同じ様な嬉しさを感じてしまいました。 

 どんなスピードで繋がるのか計測もして見ました。 下り2.8Mbps、上り380kbps、僕の家の電話回線ADSLより2倍以上早いです。 申し分ありません。 僕にとってこれは最高のクリスマスの贈り物です。
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