今日昼頃、サクラと一緒に家内の買い物のお供をしてスーパー・マルイから帰ってくると、ここ加古川にも、まとまったボタ雪が降り始め、１時間ぐらいだっただろうか、三月三日桃の節句・おひな祭りの日の“なごり雪”となった・・・
http://www.youtube.com/watch?v=lGmh-cVIsFM&NR=1
今、２月８日から２月２６日までに渡って実施された、京都の京都大学（２５、２６日）と同志社大学（８日）、東京の立教大学（１１日）と早稲田大学（１２日）の入学試験中、１２回に及ぶ英語と数学の問題の回答を求める携帯電話からの“大学入試問題掲示板・ヤフー知恵袋投稿”事件を各メデァが一斉に取り立てている、他の三校に比べて合否判定など入試業務に影響が出たということで京都大学から京都府警に“偽計業務妨害容疑”でaicezuki（一人のアイス好き？） なるIDの投稿者の捜査願が要請されていた・・・
ヤフージャパンの協力のもと、ネット上の住所となるIPアドレスと端末識別番号の情報から、その携帯電話の端末がNTTドコモものであると判明し、その携帯番号が割り出された、その携帯番号からその所持者が山形在住で仙台の予備校に通う１９歳の男子予備校生であり、四校を受験していたと言う悲しく不幸な一受験者の現実の姿に行き着いた、彼は今日逮捕送検された、未成年者と言うことも有り、彼の量刑は罰金か執行猶予の軽いものになるだろうが、これから罪人（つみびと）という名を背負うことになった・・・
小生、以前から大学受験という過酷な暗記！暗記！に徹する試練を押し付ける日本の大学入試受験制度に疑問を抱いていた、国公立受験適正の指針となる、以前は全国共通一次試験と呼んでいた、“大学センター試験（８００円払えば成績開示してくれる）”は良しとしても、各大学と学部が意地悪く引っ掛けも織り交ぜ作成した難関入学試験を強制的に受けさせ、その受験成績によって合否を決め！均一的に受験生達をふるいにかける制度が果たしていいものだろうか！？・・・
人は皆、それぞれ多種多様独自に秘めた力を持つ存在である！その個人一人一人の存在価値を入試という手段で計れるものではない！その様なことで人の人生が決められてはならない！今、この機会に、入学しても受験戦争に疲れ果て、勉学の意欲も枯渇し、授業にもろくに出ず、バイトに明け暮れ、遊びほけて、他人のノートを借りて単位取りに走る、日本の大学受験制度改正を考え直す時が来たのではないだろうか？・・・
今、亜細亜大学が取り入れているように、欧米の大学進学の制度に目を向ける時が来たのではないだろうか？学校によって多少違うだろうが、欧米の大学入学制度は原則としてそのハードルは低く、入学試験を受けさせて大学進学を決めるような制度ではない！原則として入試受験成績如何によって、人をふるい落としたりふるい分けたりして学生達を均一化することを嫌い、人の多様性を尊い敬うものである・・・
欧米では特にアメリカ、カナダでは高等学校側が評価する生徒達の学生生活を通じての学習や課外活動への取り組む姿勢と能力が重視される、その内容が記載された内申書による推薦入学が一般的である、その内申書に大学進学のための適正試験となるSAT（Scholastic Assesment Test ）などの成績証明書と入学を強く希望する志願校に対して自分の秀でた才能をいかに強くアピールする自己推薦書とそれに卒業証明書が添えら提出されるだけで、大学進学志願者にとって何ら大きな精神的負担にはならない・・・
志願者自身の人物像と受け入れる学校側の求める学生像が照らし合わされて合否が決まる入試方法である、もし学校側の合格基準に及ばなかったとしても、その救済処置が取られる“条件付入学”という救済制度が用意されている、入学後、ある期間、学校側が指定する好成績を挙げれば晴れて正規の学生と認められるのである☆よく考えてみよう！どちらの制度が好ましいかを！答えは明らかに日本のものでないことが分かるだろう・・・
