Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

巨大津波来襲10日目!217時間ぶりに奇跡の生還☆ 2011年3月21日

2011-03-21 15:11:17 | 日記・エッセイ・コラム

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連日、自衛隊と消防隊そして警察による懸命の捜索ローラー作戦活動が続けられている、昨日20日午後4時ごろ、崩壊した家屋の中から217時間ぶりに二人の命が救い出された、仙台市の東隣り、旧北上川河口のデルタ地帯に牡鹿半島と金崋山の島々を臨む風光明媚な石巻市の港町がある、そこにはのどかな人口16万人の街並みが広がっていた、そこを巨大津波が襲い、ほとんどの家屋を根こそぎドンブラコ!ドンブラコ!と何百メートルも押し流していった・・・

ほとんどが崩壊したまま折り重なってガレキの山と化した巨大な“木造家屋の墓場”が出来ていた、その中に1階部分がペッチャンコに崩壊し2階部分が辛うじて原形をとどめている一軒の家屋の傍に捜索活動中の警察官4人が来ていた、その時、ガレキに囲まれ傾いた家根の方向から、声を振り絞って必死に助けを呼ぶ声『助けて~~!』を聞きつけた・・・

そこには屋根にしがみつき、身体に毛布を巻き付け、寒さに震える顔面蒼白の若者・阿部任(じん、16歳)君がいた!『家の中に挟まれて動けなくなった80歳のばあちゃんがいます!助けてください!』、4人が崩壊した家屋の中を掻き分け入ると、なんと!二人がやっと横たわれるスペースがあった!そこに毛布と布団にくるまった80歳の任君の祖母、阿部寿美さんが閉じ込められているのが発見された!・・・

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小生も10年後には80歳に近づいているので他人事ではない!幸い寿美さんはシッカリ意識もあって大事無かった!☆仁君は仙台市にある自宅から、ばあちゃんの家に遊びに来ていて、2階の台所で食事中のところを津波に襲われたのである、最初、冷蔵庫などで挟まれ身動きが取れなった任君は被災3日後になんとか抜け出すことが出来た☆・・・

そして近くにあった乾いた布団や毛布を見つけ、ばあちゃんの身体をくるみ暖めた、任君は冷蔵庫にあった水、コーラー、飲むヨーグルト、牛乳をばあちゃんと分かち合い飢えを9日間しのいで来たのである!もし台所が2階になかったなら!もし任君がばあちゃん宅に遊びに来てなかったなら!寿美さんの運命はどうなっていたか分からない・・・

直ちに救命ヘリに救助され石巻赤十字病院に搬送された、寿美さんは軽い脱水症状はあるが、また任君は挟まれた時のしびれと裂傷と凍傷はあるものの、今朝はご飯と漬物、ゆで卵の朝食をたいらげ栄養状態は良好であるとのことである、父親とともに任君は今日のメディアのインタビューにもシッカリ答えていた、えがった☆えがった☆小生もそろそろ亡き母が生まれ育った故郷・仙台の親戚に電話させねば・・・

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2100箇所の避難所に未だ35万人もの被災者が生活しているが、豚汁や山形からの芋煮など暖かいものが振舞われるようになった、小生も何度かマラソン大会会場でお世話になった、陸上自衛隊からの仮設浴場が避難所にも設置された、そこには、ゆったり湯船に浸かる多くの笑顔の花が咲き、明るい笑い声が聞こえるようになった、ローラー作戦捜索活動が続けられるものの、これまでに8649人の死亡が確認されている、死者と行方不明者を合わせると2万1000人にも及ぶとされる・・・

捜索願いが出されても肉親の安否が確認されないケースが6割もあるとのこと、行方不明者の安否が判明するまで避難所を離れられない!離れたくない!大勢の人達が安否情報を日々虚しく待つ、基本台帳もろとも役場ごと津波に流されてしまった自治体が少なくない!中には町長が津波の犠牲になっている、行方不明者や安置されている遺体の基本的情報収集もままならない!今、多くの遺体が身元を確認する者がいないまま!亡くなっているかも知れない肉親のもとに引き取られないまま!土葬に伏されようとしている・・・

東京都石原知事の要請で東京消防庁から139人のハイパーレスキュー隊員が福島第一原発に送られ3、4号機の放水注入の作業に当る、だが原子炉周辺には水素爆発で吹っ飛んだ建屋のガレキの山が散乱していて、屈折高圧放水塔車が岸壁と原子炉のすぐ近くまで踏み込めず苦労している・・・

そこで先端にブルドーザーのように排土板のブレードが装着されている“74式戦車”のお出ましと相成った、放射能の恐れを知らないこの最新兵器が原発敷地内に突入し活躍すれば、今日午後に予定されている3、4号機への放水注入作業も、はかどっていくだろう、ガレキの除去作業が急がれる!・・・

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東京電力の外部電源による冷却システム電源復旧作業も着々と進んでいる、昨日20日午後4時前には中央制御室が1,2号機への通電を確認している、冷却システム稼動も秒読み段階に入った、現在、補助電力で動いている5,6号機にも通電は完了し、補助電力からの切り替えも時間の問題である、余震は今もなお続いているが次第に治まり、時折、震度4が来るが、ほとんどが震度3程度のものに落ち着いてきている、今日、横浜のENEOSなど大手製油所3社が製油を再開した、数日中にガソリン、灯油などの燃料不足が緩和されるとされる・・・

今日、福島避難区域境界に位置する飯舘村の水道水に暫定値300ベクレル(6μSv)/kgの放射性ヨウ素131が発見されたが、一昨日の福島・日立村の原乳から検出された5300ベクレル(106μSv)/kgを含めて、茨城、栃木、群馬のホウレン草とカキ菜同様に、この数値は人体に何ら影響の及ぼすものでない!全く神経質にならなくてもいい値である!出荷を自粛したり!廃棄処分にしたりする値でない!と日本アイソトープ協会会長が今夜のニュースウオッチ9で語っていた、また千葉・旭町のホウレン草を含めて過度の風評被害の犠牲が出ないよう祈りたい・・・

明日22日午後3時頃から、東京と大阪の消防庁ハイパーレスキュー隊が連携して、岸壁から送水車“スーパーボンバー”で海水を汲み上げ、ガレキや流木のため迂回して放水車まで継ぎ足された全長800mのホースで送水する、18日午後6時頃、暗がりの中、石井泰弘東京消防庁ハイパーレスキュー隊隊長の指示の下、7人の隊員達が連携して!100mSvの放射線に生身を挺して必死の思いで350m継ぎ足したホースである!・・・

その消防庁の放水車は垂直ビームの高さが40mにもなる“特殊大型はしご放水車”である、そこから高さ30mの3号機の使用済み核燃料棒プールへピンポイントで、何回かに分けて遠隔操作で放水注入する予定である、18日から始まった消防庁による放水注水活動は今回で4回目となる・・・

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また4号機のプールへはなんと6段アーム折り畳み式ビームを垂直に伸ばせば最長58mの高さにもなる、“生コンクリート用圧送ポンプ車(ドイツ・ブッツマイスター社)”確か4台?の連隊で毎時150トンもの水を超ピンポイントで3時間かけて遠隔操作注入する予定である☆この優れものは最初、埼玉・加須市の建設会社“早水圧送”から経済産業省災害対策本部に電話を入れ名乗り出たものであるが、最終的には確か横浜の建設会社から借りて来たものである、これまで明日の晴れ舞台のため準備万端宜しくスタンバイしていた・・・

3,4号機への電力復旧に関しても、あと2,3日で目途がついてくるだろう、今日2号機から白いもや、3号機から灰色のもやが上がったが、原子炉表面の最高放射温度は2号機では35℃、3号機が42℃、4号機が62℃で安定している、IAEAの表敬訪問を首相官邸で受けて菅総理は科学技術に秀でた内閣参与を増員して危機管理態勢を強化すると天野之弥・国際原子力機関(IAEA)事務局長に約束した・・・

TOKYOlife

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