Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

バンクーバー冬季五輪12日目 2010年2月24日

2010-02-24 09:19:22 | 日記・エッセイ・コラム

スキルアップ

今朝のウイスラーのノーマルヒルジャンプ台には横殴りの湿った雪が降っていた、ジャンプして空中でスキー板がはずれ転落した大怪我を克服した高橋大斗(土屋ホーム)が大ジャンプ136.5mを飛んだ☆132.2ptをゲットンして“キング・オブ・スキー”ノルディック・コンパウンド(複合)日本チームに勢いをつけた☆

距離に強い渡部暁平(早稲田大)も125mを飛び112.0ptを、小林範仁(東京美装)も124.0m飛んで110.0ptを稼いだ、そして加藤大平(21歳、サッポロノルディック)が132.5mを飛んで121.7ptをゲットンして4人でトータル479.9ptを挙げて4位に着けトップのフィンランドから41秒遅れのいいスタートとなった☆

日本時間7時、オリンピックパークのスタジアムをフィンランド→2秒遅れでアメリカ→36秒遅れでオーストリアが、そして41秒遅れで第1走の加藤がスタートして全10カ国のチームが次々スタートして行った、1周2.5キロの周回コースを一人が2周5キロをすべり第2走にタッチしてリレーしていく・・・

湿った雪に対応するワックス掛けの効き方がレースの行方を大きく左右する、日本からも優秀なワックスがけの達人が現地に同行している、さぞ昨夜はワックス掛けに余念がなかったろう、小生の長男も特に大会前には毎晩スノーボードのワックス掛けに専念する・・・

バンクーバー五輪がんばれ日本!★第3回ミラクルドルチェを食べて、ミラクルを!!

加藤は先頭から+12″80の5~6位あたりで第2走の高橋に継いだ、フィンランドが徐々に後方に置かれていき、アメリカとオーストリアの先頭争いとなる、そしてドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェーそしてフィンランドの大きな2位集団の中で額に日の丸をつけた高橋が粘る、アメリカ→オーストリア→ドイツ→フランス→そして高橋が+27″80の5位で3走の渡部にタッチする、41秒遅れから27秒遅れにしてメダルが見えてきたか?・・・

アメリカとオーストリアの先頭争いが熾烈となる、フランスと3位グループを作っていたドイツが抜け出し先頭に迫る、オーストリアがトップでアンカーに繫ぐ、+14″でアメリカ→+25.8″でドイツが→+46″でフランスが→そして渡部が+1′01″の5位でアンカー日本ノルデック距離期待の小林へ全てをゆだねる、日本の直ぐ後にノルウェーがつづく・・・

最初の1周でアメリカがオーストリアに並んで通過する、つづいてドイツが→フランス→そして5位+50で小林が上げてくる、ドイツがアメリカとオーストリアに9秒差まで迫りメダル争いはこの3チームに完全に絞られた、4.2キロでノルウェーが小林を捕え10秒ほど前に出る、並んでスタジアムに入ってきたオーストリアが貯めていた力をスパークさせアメリカの前に出て3秒差がつく!そのまま更に差を広げオーストリアが49′31″6でトリノにつづき団体複合2連覇を果たす☆☆

+5″20の49′36″8でアメリカが銀メダルを獲った☆+19″5の49′51″1でドイツが銅メダルを獲ったぞ☆4位+39″8の50′11″4でフランスが、5位+54″30の50′25″9でノルウェーがフニッシュした、そしてノルウェーから20秒ほど遅れて小林が+1′14″2の50′45″8でフィニッシュラインをきった、大差の6位でなくシッカリ走りきった価値ある6位での入賞であった☆つづいてフィンランド→チェコ→スイス→イタリアの順で全10チームが競技を終えた・・・

ダイエット

先ほどNHKラジオからスピードスケート男子10000mの結果が入った、5000/10000mの日本ベストを持つ平子裕喜(ひらこ ひろき、27歳、関西病院)がトップから+39″01の13′37″56で11位にフィニッシュしたらしい、ここでも韓国が強かった!イ・スンワンがオリンピック新記録12′58″55を樹立して韓国に5つ目の金メダルをもたらした!☆羨まし~~~い!

今日もカーリング日本カルテットはクリスタルのように脆(もろ)かった!近江谷が外れセカンドに山浦が入っていた、成功率なんと94%のリードの石崎が一人冴えていた、だが8エンドで6-8となり9エンドに2点入れられ4点差となったところで、4点獲得は至難のわざと見たかクリスタルはスウェーデンにギブアップして6-10で破れ通算3勝5敗となった、そして上位4チーム決勝リーグ進出の夢が途切れ予選リーグ敗退が確定した・・・

恐らく今彼女達は魂ここにあらず!状態に陥り、カーリングに集中できる魂が抜けてしまっているのではないだろうか?おぼこたちよ!我に返れ!冷静を取戻しチーム一丸となって、夜のデンマークとの最終戦に臨んでもらいたい!大丈夫!大丈夫!貴女達には充分出来る(祈り)・・・

日本の不調は予選リーグ最終デンマーク戦まで尾を引いた、同点で迎えた8エンドに3点与えて4-7にされたものの、後攻の9エンドで1点入れ5-7の2点差とした、しかし相手方が後攻となる10エンドでの同点逆転が無理と観たか!?日本は早々コンシードしてしまい敗北を認めてしまった!!2点差ならばまだ行けたんではないか!?諦めるには早すぎる!!・・・きっとおぼこ達には10エンドを戦う気力が薄らいでしまっていたのだろうか!?最後の最後まで戦って敗れるなら納得いくのだが・・・

カニ

先ほどまでフィギュアスケート女子ショートプログラムを観ていた、上位24名がフリーに進める、この採点法は実に複雑怪奇である!?どうやら大きく別けて2つの採点基準があるようである、ジャンプの回転数と回転の質によって決まる“スケートジャンプ基礎点”と、スピンや脚を頭よりも高く揚げるスパイラルやステップなどのスケート技術/技の繋がり/演技実行力/振り付け/曲の解釈など5項目の“GOE:Grade Of Execution 演技評価点”の2つである、それに転倒などの減点が加味されて審判される??・・・

注目の第5グループ(出番21~25番)に22番の浅田が登場し選曲“仮面舞踏会”に乗って、いきなりトリプルアクセルを初めて完璧に成功させた☆そのあとも演技を完璧にこなして合計得点73.78(41.50/32.28)で暫定トップに立った☆しかしその直ぐ後23番に登場したキム・ヨナが007ボンドガールを最後のバキュ~~んまでこれまた完璧に演じてななな~~~んと決め彼女のパーソナルベスト78.50pt(44.70/33.80)をゲットンして真央の上に立った!☆・・・

24番登場の鈴木明子は長久保裕コーチが見守る中、選曲“ファイアーダンス”の振り付けで軽快に演技を始めていった、最初のトリプルルーツで少し手をつくも、あとよく耐えてあの目力のある得意のステップを織り交ぜて無難にまとめ減点無しのジャンプ技術点33.10、演技構成27.92を得てトータル61.02ptで暫定6位にたった・・・

最終グループの5人がリンクに入りウォームアップのあと、ジョアニー・ロシェット(カナダ)が今夜の舞台を独り占めした☆彼女の母は父とともに娘の応援のためにバンクーバー入りしていた矢先、突如心臓発作に襲われ55年の生涯を遂げた!ジョアニーは母の死の深い悲しみに耐えて晴れの舞台にたった、『お母さん!私の演技を見守ってください!』世界の観衆が彼女の演技に釘付けになった・・・

おいしいうどんの

悲しみのタンゴ“ラ・クンパルシータ”にのって彼女は堂々と演技を始めた、鋭く切れのあるトリプルルーツからダブルルーツのコンビネイションが決まった☆スパイラルも完璧に決まった☆・・・演技をすべて完璧に終えて彼女は会場で見守ってくれた母を仰(あお)いだ、喜びに満ちた彼女の目から涙が溢れ流れた☆『お母さん、ありがとう☆』、彼女の演技に暫定3位の71.36が下された☆スタンディング・オヴェイションの会場から感涙の歓喜に満たされた大喝采が暫らく鳴り止まなかった!☆

4度目の五輪、ハンガリーの旗手シェベシュチェンが“シークレットガーデン”を演じて57.46ptを獲った、16日帰って大学進学受験してきた全米チャンピオンのレイチェル・フラットが“スウイングスウイング”を演じて高得点の自己ベスト64.64を獲った、全ヨーロッパ・チャンピオン、イタリアのカロリーナ・コストナーが“ノクターン”を演じて63.02ptを獲った、そしてトリを務める我等の安藤美姫が登場した・・・

モーツアルトの“レクイエム”に乗って安藤は最初のトリプルとダブルのコンビを飛んだ、少しつながりが僅か止まったが減点につながるものでなかった、安藤が勝負してきた!トリプルフリップもダブルアクセルをも決めた☆全て演技を終え表情がニッコリ和らいだ、評価は?僅か回転不足でダウングレイドも入ったがトータル64.76pt(36.80/29.96)を獲って4位に着けた、浅田は2位で鈴木が11位につけた、明後日26日のシングル・フリーでのメダルが見えてきたか(*^_^*)・・・

新春を寿ぎ、めでたさを重ねる【特製おせち】

ドクターキッチン

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バンクーバー冬季五輪11日... | トップ | バンクーバー冬季五輪14日... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事