Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

人体4、万病撃退!腸が免疫の鍵だった! 2018年2月1日

2018-02-01 07:20:37 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は3か月に一度の医療センター詣での日だった、10時前に採血室に入り、検体の尿を提出して、PSA検査のための採血をしてもらった、およそ90分後、検査結果が出て診察室に入った、前回のPSA値(Prostate Specific Antigen、前立腺特異抗原、4.000ng/mL未満が基準値)は1.737だったが、今回は1.440ng/mLと下がっていた、会計を済まして地階の外来カフェ“bien mall”で、ほっぺが落ちそうなBランチの“焼きブリ四川風650円”を頂いた!何と、その焼きブリ定食の旨かったなんのって、ありゃ~~~しねえ!(*^_^*)ジュルリ、ご馳走の余韻を味わいながら日岡山をジョグして家路を急いだ・・・

 

昨夜、否、厳密にいえば満月の二日前、十三夜の昨夜は、太陽・地球・満月が一直線に並び、“Super Moon(2014年3月以来、3年10が月ぶりに地球最接近した皆既月食)+ Blue Moon(2018年1月の後の青色満月)+ Blood Moon(赤銅色の皆既月食)”が重なって、1982年以来35年ぶりの天体ショーが世界各地で観測された!日本時間で云うと、9時51分頃に皆既月食が始まり11時3分頃まで皆既月食が観られた!小生が、8時過ぎに一度だけ、我が家のベランダから北東の空を仰ぐと、左下月面に少し地球の影が当たった満月を見届けていた、その時より以降は、皆既月食の事を忘れて、“相棒”を観ながら、うたた寝してしまっていた!残念・・・

さて、前回では修行僧たちに代表される食物繊維タップリの精進料理を好んで食して強く成長したクロストリジウム菌などの腸内細菌が、暴走しがちな迷える免疫細胞を『落ち着け!』とメッセージ物質を投げかけて優れた免疫力を備えたTレグ細胞に変身させていく免疫本部の仕組みを習って来た、修行僧でない我々一般市民の食生活でも、意識さえすれば食物繊維を中心にした食事が簡単に沢山摂ることができる、そのとってもいい例が、メジャーリーグで身を粉にして投げ込むマー君のために、毎日愛情籠めて愛妻・里田まいさんが作る手料理にあった!・・・

  

まいさんが使う食材はと云うと、食物繊維たっぷりのゴボウやキノコ類、スイートポテトなどが豊富に使われている、田中投手が摂る食物繊維の量は、何と、1食分17グラムにも及ぶ!神奈川県の曹洞宗大本山・総持寺の修行僧が摂取する食物繊維の量が1日20グラムに対して、1食分17グラムとは、ミセス里田の大勝ちである!自宅に居る時は、決まって妻・まいさんが食物繊維の量や栄養バランスを考えて料理してくれているようだ!毎試合、体調が良いのは妻・まいさんのお蔭であると、嬉しそうにマー君は、感謝しながらのろけていた!・・・

 

今や、全身の免疫力をコントロールする腸の驚くべきメカニズムの解明によって、病気の治療も変わろうとしていた、腸からやって来た免疫細胞の暴走によって、手足のしびれや震えが止まらず、歩くことも困難になり、遂には脳細胞まで攻撃すると云う多発性硬化症と闘っている尾崎真由さんは如何しているだろうか?今、その尾崎さんはある臨床治験に参加していた、何と、免疫細胞の暴走のブレーキ役を担うTレグ細胞に創りかえるためのメッセージ物質となる、人工的に作った白い粉を水に溶かして飲んでいた!その白い粉が腸に届くと、暴走する免疫細胞を鎮(しず)めて免疫力の強い味方・Tレグ細胞に再生してくれるのだ!既に動物での試験では、脳細胞への攻撃が抑えられることが確かめられていた!・・・

     

何と、臨床試験では11人の患者さんのうち、尾崎さんを含む9人の血液中でTレグが増加していたのだ!腸が免疫をコントロールする力を取り戻すことによって、多発性硬化症と云う難病を克服できる可能性が示されてきた!『腸が取り戻した免疫力によって近い将来、多くの難病を根本的に治療するような方法が出てくる!』と国立精神・神経医療研究センター特任研究部長の山村隆さんは確信をもって語ってくれた!・・腸内細菌と免疫細胞を従えた人体の免疫本部である腸だが、その機能は生まれつき備わっている機能では決してないのです!・・・

 

赤ちゃんの誕生の瞬間から、私達の腸には様々な細菌が初めて入ってくる、そして沢山な細菌の中から良い細菌だけを選んで育てていく最初の一歩を踏み出すことになる、実はそのことを母乳によって促(うなが)されることが分かってきている、赤ちゃんの腸に流れ込んできた母乳の成分をエサにして、まず急速に増え始めるのがビフィズス菌である、それを皮切りに、私達の腸は、大切な腸内細菌を選んで住まわせ、全身の免疫本部として機能を次第に成熟させていく!腸は貴方が食べるものを糧として、腸内細菌たちを養い、全身で働く免疫細胞を育て上げている!人体と云うミクロの世界で交わされ続けられている沢山のメッセージが、今この瞬間も貴方の命と健康を支えているのです!・・・

   

次回からは、人体第5集“徹底解剖、ひらめく脳の秘密”に移り、あの芥川賞作家、又吉直樹氏の脳を徹底的解剖(かいぼう)して、脳の秘密 “記憶とひらめき、そして認知症克服の鍵”を解き明かして行くことにしよう、では、ごきげんよう・・・

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