Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

効果抜群の血圧サージ防止対策が二つ! 2017年11月16日

2017-11-16 11:02:01 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は最低気温が6℃にまで下がり、真冬の様に冷え込んだ、昼間の最高気温も12℃ぐらいまでにしか上がらないようだ!朝からくしゃみと鼻水がドバッ~~と流れ落ち、拭いても拭いても、またジワ~~ッとしみ出してくる・・・

今日、大相撲のあとの確か、ほっと関西で、小さすぎず大き過ぎず丁度いい大きさの街にほれ込んだ安田真美脚本・監督の『幸福(しあわせ)のスイッチ~第1弾 “36.8℃(さんじゅうろくど・はちぶ)”』と云う、何と、我が街・加古川を舞台にして、女子高生3人組の青春ドラマを描いた映画の予告編が紹介されていた!今流れているNHK朝ドラ“わろてんか”のおてんちゃんの妹役・堀田真由が主人公・前田若菜を演じ、その父親役を寺脇康文が演じていた!岡田康弘・加古川市長も棋士役で出演している、陣内智則も本人役で顔を出していた!100人を超える地元市民もエキストラ出演していた、小生も出たかったなぁ!11月18日より、東加古川のイオンシネマ加古川で封切られ、12月2日まで上映される、観に行かなくっちゃ・・・

前回では、ノルアドレナリンを蒔き散らしながら、じわじわと迫りくる交感神経を刺激する要因が溜まり溜まって、末梢血管をグイグイ締め上げ、引き金(トリガー)がドバッ~~と引かれ、一気に襲ってくる血圧サージの正体を習った!その恐ろしい血圧サージを避ける為の、具体的で効果抜群な二つの防止対策があった!このコーナーでは、その1つを取り上げ、血圧サージ専門家軍団の一人、西澤匡史(まさふみ)南三陸病院副医院長が担当した、西澤医師は東日本大震災で被害を受けた南三陸町で、300名の住民に自動血圧計を渡し、自宅での血圧測定を依頼して、血圧サージを予防する、ある1つの取り込みを進めて来た!・・・

    

血圧サージ予防対策その1は、“はかる“である!西澤医師が取り組みを始めた切っ掛けは、6年前の震災がもたらした様な災害のあとには、脳卒中や心臓病の患者が増えることが知られていた!その背景にはストレスによる“血圧サージの増加”があると観た、血圧を調べてみると多くの被災者に血圧サージが起こっていた!ところが、その後、不思議なことが起こった?測っていくにつれて、何と、血圧サージを起こす人が減って行ったのだ!その結果は、南三陸の救急車出動記録にも表れていた!取り組みの前の2010年には、出動回数が48回だった脳卒中や心臓病での搬送回数が、2014年には、23回にまで、何と半分以下にまで減っていたのだ!・・・

  

何故、測ることで血圧サージが減ったのだろうか?ここでガッテンでもお馴染みの、血圧サージで脳梗塞の後遺症が残ったことのある首藤(しゅとう)孝治さん75歳が再登場した、首藤さんが毎日、血圧を測ってみると、朝に限って度々高く出て、時には180mmHgを超える血圧サージが起こっていることに気が付いた、更に朝畑仕事をすると、必ず血圧サージが起こっていた!以前は、1日の活動に備えて交感神経が一番、敏感になっている早朝一番には、畑仕事を平気にしていた首藤さんだが、“朝+力仕事”と云うダブルの引き金要因が重なって、血圧サージを起こしていたと考えられる!・・・

  

そこで首藤さんは、朝の行動パターンを変えた、朝起きたら朝食をゆっくり摂り、ゆっくりくつろいでから畑に出るようにした、こうして首藤さんは血圧サージに至る『引き金』を解消していった!それ以来、時には180mmHg以上あった血圧サージはスッカリ鳴りを潜め、朝の最高血圧値は100mmHg前後に安定している!首藤さんは、血圧を毎日測ることで、自然に自分の血圧を意識するようになり、血圧サージの虜から解放され、血圧サージ改善成功に繋がって行ったのだ!気温が徐々に寒くなり上下動を繰り返す11月から12月、1月、2月までの寒冷期が一番危ない、寒さに負けずに毎日、特に危険をはらんだ朝だけでも、血圧を測定していこう!お~~~・・・

 

では血圧サージ予防対策の2つ目は何だろう?それは、ズバリ“にぎる”である!にぎって血圧サージ予防対策ってか?おにぎりでも握るのか?どうやら世界最先端の予防対策のようだ!?そこでスタッフは、小生も若かりしとき、冬の3か月間、下宿して生活したことのあるカナダ・トロントへ飛んだ、そして高血圧や心臓病などの病気を抱える人専用の運動施設“Physical Activity Center of Excellence”を訪れた!ここでは握って血圧サージを改善する“ハンドグリップ法”なるものが行われていた!何やら測定器具らしきハンドルを握った男性が現れた、女性トレーナーの指示を受けて、息を止めないで、力を抜いてシッカリ握って行くと、モニターにデジタル数値が現われ上昇して行った!・・・

        

ハンドグリップ法の計測の方法は、まず全力の30%の力でハンドルを握り、2分間測定して行く!何を測定しているのか?握力でなければ何の測定なの?何と、ハンドグリップ法は血圧サージの頻度を下げるためのものだった!その男性は「ただ握るだけで血圧が下がるなんて信じられないよ!」とほざいた、だが、トレーナーがすかさず『場所を取らず、何処でも出来るし、お金もかかりません!普段の生活に取り入れるには、とても良い方法です!』と反論した、何と、ハンドグリップ法の効果は凄かった!2か月間続けた結果、血圧サージの頻度が、何と、10回から4回ぐらいまで、半分以下に下がっていたのだ!・・・

 

カラクリはこうだ、物を握ると、一次的に腕の血圧が高くなって、その情報は神経を通じて脳に届けられる!すると、脳は血圧が上がり過ぎていると判断し、交感神経の活動を抑えていく、これを繰り返すことで、交感神経の異常な興奮が抑えられ、血圧サージの頻度が減っていったと考えられる!・・ゲルフ大学のフィリップ・ミラー博士が『ハンドグリップ法は、脳に働きかけることで、血圧を左右する交感神経のバランスを整えることができます!』と付け加えた、ハンドグリップ法のポイントは、全力の30%で握ることだ!カナダではこの専用の器具が売られているが、残念ながら、まだまだ医療・福祉面では後進国の日本では、まだ発売されていない!・・・

  

でもご安心あれ、実は東京・港区に在る日野原記念クリニックの様な医療機関では、身近なものを使った方法が指導されていた!その身近なものとは何か?指導の様子を覗いてみると、医師がタオルのようなものを引き出しから取り出した!名付けて”タオルグリップ法”なるものであった!この方法を編み出したのは、日野原記念クリニックの久代登志男所長であった!身近にあるもので色々試した結果、タオルに行き着いたそうだ!久代医師は『大体、タオルを、親指と他の4本が触らないよう、離して少し強めに2分間握ると、ハンドグリップ法の30%に匹敵する最大握力の3割の力になると云うことが確認できた!』と明言した!・・・

  

このタオルグリップ法を、朝方の血圧が135mmhg以上の“血圧サージあり”と判定された皆さんにやってもらった!主婦の一人は、夕食の下ごしらえの間に、レンジのタイマーを2分間に設定して、それを観ながらタオルを握った、結婚を控えた男性はデスクワークをしながらタオルをグリップした、中にはマイク代わりにタオルを握って歌う人も居た!こうして1か月が過ぎた、果たしてハンドグリップ法の様に血圧サージが解消できたのか?スタジオでその結果が発表された!スタジオには血圧サージ改善実験に参加した12人にも出席して貰ったていた!開始前の1週間と、開始してから4週目の1週間、それぞれ血圧サージが起きた平均回数を計って比較をしている!・・・

     

それぞれの結果はお手持ちのボードに書かれていた、青井アナの「それでは一斉に挙げて下さい!」の指示で回数が書かれたボードが揚げられた、何と12人中10人が改善されていた!タオルグリップの効果恐るべし!何か体調に変化がありましたか?の問いに、一人の若い男性が「特に変化は感じてないが、ただ一回折って丸めたフェイスタオルを握っただけで、本当に5回から2回まで改善されたことが驚きです!」と答えた、ここまで下がるとは!と苅尾医師も驚いていた、ここでスタジオでも、3つのタオルグリップの注意ポイント、親指と他の指がくっつけないで軽く握る!左右2回づつ計4回!1日置きに4週間グリップする!の注意点が出されてから、スタジオでもタオルグリップ法が実践された!このタオルグリップ法も手軽に出来ていいもんだ、では皆さん、ごきげんよう(@^^)/~~~・・・

   

 

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