や毛呂乃(6-1-1)
毛呂乃と連絡がつかなくなって2日目。毛呂乃教本部に問い合わせたところ「教祖さまはスタッフ研修のためご不在でございます」とのこと。まらずもう協会のほうでは詳細を把握しておらず、玉椿理事と一本糞親方は「スタッフ研修か。スタッフをびしびししごいているのかねえ」「しこしこしごいているのかもね」などと言いながら、ひたすら毛呂乃の連絡を待っている状態。毛呂乃はどこでどんな修業をしているのだろうか。
○玉椿(5-3)
きのうは休日ということで「夜勤やってるとどうしても生活が荒れるからね。休日をつかって立て直さんと」と部屋の掃除をしたり、布団を干したり、まとめて洗濯をしたり、新しいパソコンの設定をいじったり、まらずもうに集中するための環境の立て直しをはかる。夕方になってようやく作業が一段落。ビールをのみながら読書をはじめる。
記者に「なに読んでるんですか?」と尋ねられ、見せてきたのは岩波文庫の『定本 育児の百科』。古典的な育児書である。「わし、赤ちゃんが好きでさ。ほら、赤ちゃんが自由きままに泣いたりうんこしたりしてるの見ると、幸せな気分になるだろ。こういう寒い時期はうんこをいやがるとか、いろいろ勉強になるしな」と乳幼児の排泄の話をしながらうれしそう。「なにより、これ電車とかで堂々と読めるのがいいね。わしが電車でにやにやしながら『ひよこクラブ』を眺めてたら軽く事案だけけど、岩波文庫の装丁ならそこまで人目もひかんだろ。人前で読めるポルノだよ」。それはそれで事案のような気もするが。
●金精山(4-4)
どことなく調子が上がらない金精山。土日を使って立て直しを図りたいところだったが、元気なく連敗。毛呂乃の山籠もりに同行させてもらえなかったのも、心理的にショックだったのか「一人で猛稽古しても勝てないということは、やっぱり何か違う刺激がないと無理か…」としょんぼり。つらい時期だが、ここが踏ん張りどころである。
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