○汚痔(13-2)
優勝の懸かっていない消化試合にもかかわらず、「横綱である以上最後まで全力を出す」と険しい表情で静かに集中力を高める横綱。千秋楽の土俵に選んだ作戦は、やはり今場所連続採用して話題になった「一旦ソファーで仮眠をとったあとに、ベッドに移動」という二段突き戦法。ソファーとベッドのあいだには、ビールを補給という念には念の入れようで必勝を期す。集中して眠りの姿勢に入ると、なかなか目を覚すことなく、けさはかなり遅く目覚める。途中に入れたビールが効きすぎたこともあり、危うく二度寝しそうになるものの、鬼気迫るほどの精神力でベッドから這い出し、しっかりと白星。横綱としての重圧に耐えてしっかりと責務を果たし、取組後はようやく本場所の緊張感から解放されて、「2週間ご苦労様でした」と取組中とは別人のようなやわらかい笑顔を見せた。
○毛呂乃(14-1)
小惑星に衝突した衝撃で、ふわふわと宇宙空間をさまよう毛呂乃。いつもの日課のオナニーも無重力空間では勝手が違うらしい。ふだんは上向きに湾曲したペニスがまっすぐに伸びて「かなり棒だね(汗)」とびっくり。マスをかいたら放出した精液がいつものようにまっすぐ飛ばず、下着をべたべたに濡らしてしまい気持ち悪そう。しかし、下着を替えようにもここは宇宙、替えの下着は見当たらない。近くにあった気象衛星がちょうどペニスケースのような形状をしていたため、待ちきれずに股間に当てて急場をしのいだものの、やはりしっくりこないようで「大気のせい」などと不平不満をぐちぐち。
なお、あす夜には例の小惑星が地球に最接近するが、天体望遠鏡をお持ちのかたはぜひ夜空を観察してみてほしい。漆黒の世界に毛呂乃のまらが星のように輝いているのが観察できるだろう。
(参考画像:ひまわり7号)
○玉椿(15-0)
勝てば優勝、負ければ決定戦というプレッシャーのかかる一番。昨夜は「まあ、優勝はおまけみたいなものだから」とふだんと同じようにマイペースに過ごす。夕食にはジャーマンポテト、デザートに栗まんじゅうと炭水化物多めのメニューを食べ、食後には図書館で借りてきた、ぱーぷる『あしたの虹』を読んでいるうちに、睡眠薬のような効果のある文体のおかげでしだいに眠くなり、0時ころに就寝。けさは7時すぎに目をさますと、いつもどおりに勃起を確認。ドラマチックな展開もなにもなく、たんたんと優勝を決めた。
取組後のインタビューでは「退屈な相撲ばかりですいませんね」とおわび。「来場所は綱取りですが」と問われると「いやあ、わしには横綱らしい相撲はとれそうにないからねえ」と苦笑い。「ふだんはひとりでは酒をのまないようにしてるんだけど、きょうくらいはビールで祝杯でもあげようかね」とすこし笑顔も見せた。
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