幕内の結果（十一日目）

●毛呂乃（10－1）

　きょうは祇園祭の「先の祭り」クライマックス、山鉾巡業。「後の祭り」のほうが言葉としては有名だが、毛呂乃としてはやはり大事なのは「先の祭り」。「けさもいい勃起をしていらっしゃいますか？」と尋ねられ、驚きの「いいえ勃起をしてません」発言。祇園祭に合わせて自身も板橋駅前で山鉾巡行をされては、と聞かれても「練り歩く必要性を認めません！」とかたくな。立たず、外にも出ず、いったいどのような状況なのか想像もつかないが、自己申告を旨とする以上、理事長、ここで黒星。真相はあす、明らかになるのか。

 

○金精山（11－0）

　きょう毛呂乃が敗れたため、勝てば単独トップということで、どうしても勝っておきたい相撲。「土俵際の勝利ではあったのものの、なんとか勝つ」と粘りのまらずもうで全勝をキープ。内容はともかく落とせない相撲をきっちり拾ったのは大きい。念願の二度目の優勝に大きく近づく価値ある1勝だ。

 

●玉椿（0－11）

　きのうは休みということで、連敗脱出を期待する向きもあったが、「いやさ、徹夜明けで帰宅したら、まず昼寝するだろ。昼寝すると夜の眠りが浅くなるだろ。けさは完敗なのは自然の流れだよ」と、なぜかどや顔。報道陣から「では、昼寝しなければいいのでは？」と突っ込みが入ると、「それは無理だよ。寝るってより落ちるんだよ。すとんと意識が切れるんだよ。無理だよ」とのこと。もう玉椿の睡眠サイクルはボロボロである。