幕内の結果（十一日目）

●毛呂乃（10-1）

　「呪いがひどすぎる。まだ寝る前から勃ってきやがった。そして、ギンギンに」と陳情してくる一本糞親方。そのときついに毛呂乃が「仕えろ」と一言。ここまで一本糞親方に精力を送り込み、ついに刈り入れの時期が来たようだ。おもむろに後ろを向き、わんわんスタイルで後ろからケツを広げてる様子を送りつけてくる毛呂乃。機は熟した。大相撲でも技を決める際、「体（たい）を開く」という動きを見せるが、まさに体を開いて一本糞親方を呑み尽そうとする構え。これに一本糞親方は恐怖・狼狽。「仕え、、ろ、、、と？？ダニーさんのように毛呂乃に身を捧げるのは、私には無理だ」と逃亡。朝まで待ち続けた毛呂乃、「なんかギンギン」とまらをいつになく期待でふくらませ、一本糞親方を待つが、親方は逃げたままのようで、「しぼむまで恥ずかしくて起きれなかった」と一人で朝を迎えたことを明かした。親方の逃亡により思いは遂げられず、「この俺に恥をかかせやがって」と荒れ狂う思いを胸に、意識的に自らのまらをしぼませ、起き上がった毛呂乃。一見、ただただおだやかに「文句なしの黒星だね」と、しぼんだご神体をぶらさげて静かに語る毛呂乃。その顔はいたって穏やかだが、明らかに今までにない異常事態。猛り狂うような怒りを越える怒らせ方をしてしまったのか。後半、何かが起こればこれは親方の責任問題になりかねない情勢だが異常事態で自ら選んだ黒星で今場所ついに連勝ストップ。だが快楽を追及しすぎたミスによる今までの負け方とは明らかに違う。本当に毛呂乃を怒らせてしまった異常事態。毛呂乃を鎮めるための人柱を、協会では協会内外を問わず、募集いたします。われこそはという方は、どうか協会までご一報を。

 

●玉椿（4-7）

 「なんかさ、ここんとこ、まらが小っちゃくなったような気がするんだよね。勃起するとかしないとかのレベルじゃなくてさ、本体が消えちまって皮だけ残ってるかんじ」と困った顔。ファンからの「彼女とかいないんだし、べつに使わないんだからいいじゃないか」との声には「いやさ、小便のときにうまく狙いが定まらなくてこまるんだよね。外にあるような小便専用の朝顔型便器ならともかく、ふつうの洋式便器だと的が小さいからね。やりづらくて困るよ」と実生活にも不都合が生じ始めているらしい。

　

○蒼狼(11-0)

　きょう毛呂乃が敗れたため、蒼狼が単独トップへ。周囲の期待もますます高くなるいっぽう、本人にかかるプレッシャーのほうもどんどん重くなる。「こんな連勝はうれしくはないですけど、まけてもいないので…。ただほんとうによわいです」と、弱気なコメントを連発しているが、泣いても笑っても残り4日。プレッシャーにうちかって実力を発揮しきれるか。最後は精神力が試される。