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幕内の結果(十一日目)

2011-07-20 19:00:03 | 取組結果

○ 雲虎(8-3)

 毛呂乃ウイルスに苦しんでいた雲虎だが、けさはようやく熱も下がって、本来の力強いまらずもうを取り戻した。いきり立つまらは朝4時という早い時間に目が覚め、雲虎も元気なまらに引っ張られるように早起き。会心のまらずもうに、報道陣にむかって、満面の笑みで「復活」と宣言。

 

○ 玉椿(6-5)

 大相撲の大関・魁皇が引退とのニュースに「現役時代の魁皇関は綱取りがかかると、とたんに弱くなってねえ。どうしてあんなに精神的にもろいんだ、もしかしたら横綱になるのがいやなんじゃないか、なんて思っていたんだけどさ。自分が綱取りという立場になってみると、たしかに綱取りの場所ってのは厳しいね。周囲のマークもきつくなるし、生半可なことじゃ勝たせてもらえないわ。魁皇関のことを悪く言ってすまなかったよ」とさびしげな玉椿。「きょうの白星は魁皇関にささげる一勝ということでいいかい?」と、しんみり。

 

○ 毛呂乃(10-1)

 今日の取組を、「角度良好硬度不良速度遅延持続通常」と呪文のように語る毛呂乃。四尺まらは今日も天を衝いており、角度良好。「硬派」といえば不良のイメージだが、毛呂乃のまら、硬度に至ってはいい子ちゃんの「良好」を通り越し、まさに不良並み、ビンビンの硬派。そんなまらを手に、今日もさっそく摺りはじめる毛呂乃だが、今朝は手の動きの速さはこれまでも度々やってきたように遅くゆっくりねっとりしつこく、自らをイジメ抜く。果てることなく快感と勃起の持続は通常通り、24時間に及ぶ。毛呂乃の尺度で「通常」の相撲、まさに盤石の横綱相撲だ。

 

○ 摩羅の川(11-0)

 荒れ狂う毛呂乃のまらは史上最大級の台風を起こすほどの猛威をふるっているが、その影響でぎゃくにまらずもうに適した涼しい気温になっている岩手県。運も味方にした摩羅の川は、目覚めと同時に持ち味である鋭く押っつける形から、更に前へ前へと力強く突き出しを決めて快勝。これで大関をほぼ手中にする11勝目。入門からの通算勝利数も99勝とした。取組後は「大関昇進のかかる大一番でしたが」との質問に、「プレッシャーで相棒が縮こまらないか心配だったのですが大丈夫のようです。明日も勝って100勝の大台に乗りますよ」と課題だった精神面にも成長がうかがえる。

 

○ 汚痔の山(10-1)

 けさも『夜更かししてからソファーに倒れこむ』という黄金パターンを繰り出した汚痔の山。寝返りを打った際に股間の盛り上がりを確認すると、「この好機を逃すわけにはいかない」と、持ち前の精神力を発揮してそのまま起床。本人も「ソファーでの取組には死角が見えないほどの好調さです」と語るように、『この形になれば絶対に負けない』という形を持っているのは強い。

 

○ 蒼狼(9-2)

 前日、「今後半立ちは負けにする」と宣言しておきながらの勝利報告、憎らしいほどの立ちっぷり。「魁皇さんやめましたね。しかたないのことかもしれないですがさびしいです」としんみりしていたが、まらにはこれっぽっちもしんみりしたところはない。

 

○ 月乃猫(8-3)

 勝ち越しのかかる月乃猫。目覚めた瞬間に勃起しているのを確認し、二度寝の誘惑に耐えてしっかり勝ち。「俺にしては出来すぎな十一日目での勝ち越しを決められました」と、万全の内容に満足そう。

 

 

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