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玉椿委員の大相撲予想

2022-11-12 09:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― えーと、大相撲の優勝予想をしてもらえませんか?

(玉椿) 「なんだよ? 藪から棒に。優勝予想ならきのうやったろ?」

― いや、まらずもうじゃなくて大相撲の予想を。

(玉椿) 「大相撲のことなんかわかんねえよ。わしより琴金舟あたりのほうが詳しいんじゃねえの?」

― いつもなら場所がはじまる前日の土曜日は大黒柱事業部長の展望記事がアップされるのが恒例なんですけど、いま事業部長はめちゃめちゃ多忙なんですよ。

(玉椿) 「そうみたいだな」

― 原稿が届くかどうかわからないんで、玉椿委員に穴埋め記事の協力をお願いしたいな、と。

(玉椿) 「それで大相撲の優勝予想かよ。安直だな」

― ほかにいいアイデアも思いつかなくて。玉椿委員が【まらずもうの歴史】の続きでも書いてくれればいいんですけど。

(玉椿) 「ああ、あれな。あれ気力と体力が充実してないときついんだわ」

― 源平合戦のあたりなんか、まらずもうエピソードの宝庫じゃないですか? 義経×弁慶とか熊谷×敦盛あたりのBL小説とかでもいいですよ。

(玉椿) 「……大相撲の優勝予想で頼むわ」

 

― さて本題に入りましょうか。横綱・照ノ富士関が休場ってことで、本命不在ですよね。横綱に代わってだれが優勝争いの中心になるとお考えですか?

(玉椿) 「ふつう、優勝予想は番付上位の力士の名前を適当にあげておけば、それなりに恰好がつくはずなんだが、大関の貴景勝も正代もぴりっとせんのだよな」

― ふむ。

(玉椿) 「となると、上位陣は星をつぶしあって、優勝ラインも大幅に下がるだろ。そうなると幕尻近くの下位力士にチャンスが回ってくるような気がするんだよね」

― なるほど。

(玉椿) 「ってなわけで、新入幕の熱海富士はどうかね? 若くて勢いもあるし、まらずもうで琴金舟が優勝してくれれば、まらずもう大相撲同時に新入幕力士の優勝になるしさ」

― でも、先場所は十両で8勝7敗ですよ。いきなり幕内優勝は現実味が薄いんじゃないですか?

(玉椿) 「いや、かれ、まだ入門して2年しかたってないんだ。年齢もまだ若いし、一晩寝れば寝るだけで強くなる時期だよ。先場所の数字とかはあんまり参考にならんよ」

 

― まあ、もうちょっと上位の現実味のある名前をお願いしますよ。

(玉椿) 「……そうだなあ? 今年の年間勝利数ランキング見るとさ、1位は若隆景の49勝、2 位が琴ノ若の46勝なんだよ。どうせ優勝ラインは下がるから、こういう安定して10勝くらいできる力士が有利かもしれんね」

― では、若隆景関を予想しますか?

(玉椿) 「いや、今年はさ、一月場所から九月場所まで全員優勝力士が違うんだ。若隆景は三月に優勝してるし、せっかくだから十一月は琴ノ若に優勝してもらって、珍しい記録を達成してもらいたいね。希望をこめて琴ノ若に期待しちまうね」

― へえ、一年間全員優勝力士が違うってのは、史上初ですか?

(玉椿) 「現行制度下では平成三年にもあったみたいだね。まあ30年ぶりの珍記録だ」

― それはちょっと期待しちゃいますね。

 

― ということで、優勝予想は琴ノ若関ってことでいいですか?

(玉椿) 「んー? 琴ノ若は前頭筆頭で上位陣と星をつぶし合う地位だし、ちょっと不利な気もするな。やっぱり本命は熱海富士、対抗が琴ノ若ってことでよろしく」

― ほんと熱海富士関が好きですね。

(玉椿) 「平成三年のときは前頭十三枚目の琴富士が優勝してるしな。似たようなことが起きてもぜんぜん不思議じゃないよ」

コメント
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