わが国は異常ともいえるペースで少子化が進行しており、さまざまな分野や業界で若い人材が不足している状況です。まらずもうもその例にもれず、3年ちかく(実質的には4年ほど)新弟子が入っておらず、このままでは競技の継続も困難になる可能性があります。
というわけで、日本まらずもう協会では切実に新弟子を募集しています。
・希望するしこ名
・連絡先メールアドレス
の2点を明記のうえ、日本まらずもう協会(marazumou@gmail.com)までメールをください。
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ー あいかわらず新弟子が入ってきませんね。なにがいけないんだとおもいますか?
(玉椿) 「個人情報の保護とかに不安を覚えてるのかもしれんねえ。身元がばれたらまずい、って」
― なるほど。その気持ちはわかります。協会としてはどのような対策を考えているんですか?
(玉椿) 「そもそも本名をきかないことにしてるよ。むかしは番付表を送ってたから、送付先をきいてたんだけど、いま番付表つくってないからね。名前とか住所とかきく必要もないんだ」
ー なるほど、こっちに情報がなければ、情報流出の危険性もない、と。
(玉椿) 「メールアドレスは個人情報にあたるんだろうけど、心配なら適当なフリーのメアドをどっかから見つけてくればすむ話だしね」
― 費用についての心配をしてる方もいるのかもしれませんね。
(玉椿) 「なるほどね。力士と協会で金のやりとりは一切やってないから安心していいよ。力士から参加費だの手数料だのを徴収したりはぜったいにないから安心してくれよ。ぎゃくに協会から力士に給料とか手当がでることもないけどね」
― 関係者と面識がないのに参加してもいいのか、って遠慮してるひとがいるのかも。
(玉椿) 「たしかに、関係者の個人的なつながりで入門してくるケースは多いけど、たとえば金精山はだれの紹介とかでもなく、いきなり飛び込みで入門してきたからね。知り合いじゃなくてもまったく問題ないよ」
ー そもそも入門するメリットがわからない、という声もあります。
(玉椿) 「メリットがない、か……。まあ、最大のネックはそこだよね。毎朝、身体の状態を記録しておくのは、健康を管理する上でものすごく有益だよ。なぜ勝てなかったんだろう、とか考えることで健康への意識もあがるしね。とくに身体的な衰えがはじまる30代以上のひとにはおすすめしたい方法なんだけどね」
― うーん、それだけでは入門する動機づけとしては弱いような気もしますが。
(玉椿) 「こっちとしても参加者のボランティア精神に期待するしかないってのはつらいところなんだよね。人助けと思って参加してもらえんかねえ。朝ちょろっとメールで報告するだけなんで、大した手間じゃねえと思うんだが」