― あけましておめでとうございます。初夢からの初まらずもうはどのような展開になりましたか?
(金精山) 「いや~、初夢は覚えとらんのです。何か見たなあ、というのはあるんすけどね」
― お正月はどのような稽古をなさっておいででしょう?
(金精山) 「これから激しい稽古をする予定ですが、まだです。友達が来てたんで、さすがの自分も人前で稽古ははばかられて(笑)」
― 昨年は酉年にふさわしい飛躍の一年になりました。ことしは戌年。どのような一年にしたいですか?
(金精山) 「イヌっすか…。おれイヌ嫌いなんすよね。主従関係がないと生きていけないとか、すぐ俺様偉いんだと勘違いするところが。イヌ年に負けずに俺は俺のやり方でいきたいと思います。ネコ派なんすよね」
― また、犬についての思い出などがあればお聞かせください。
(金精山) 「そう、犬はイヤっすね。顔も覚えず、すぐ無駄吠えするバカもいるし。賢い犬もそりゃいますけどね。前の職場にいたダックスフントはイヌごときの分際で人間様に吠えまくりだったんで、ビビるまで睨み返してやってましたが。別の職場にいた柴犬はおとなしかったかなあ。マッサージされたら気持ちよさそうに
してたし」
― いよいよ新関脇です。新三役としての抱負をお聞かせください。
(金精山) 「激しいまらずもうをとりたいっすね!あとは年齢もあるので、円熟した大人のまらずもうのよさを見せたいすね」
― 金精山関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
(金精山) 「ありがとうございました」