○毛呂乃(11-0)
東京で真っ先に桜を開花させるという離れ技で春を呼び込む毛呂乃。世界中に春を撒き散らし世界進出をアピール。スウェーデンではムスコス市議が性交のための有給休暇を申し立て、話題に。毛呂乃教スウェーデン支部の信者で、ムスコをコスる、という願いをこめて毛呂乃から戴いた法名を名乗っている。儒教、キリスト教の厳格な韓国でも毛呂乃教が浸透しつつあり、毛呂乃の所業をまねて全裸男が春を呼び込む。さらには中国でもダッチ愛好老人が現れるなど、いよいよ春場所、11連勝の終盤とあって全世界が春めいてきた。
○玉椿(7-4)
「なんか眠れなくてね、つい夜ふかしして『けものフレンズ』見ちゃったよ。今週は手に汗握る展開でね、来週が最終回だろ。かばんちゃん、どうなるのかね?」と流行に弱いところを見せる玉椿。「なんだかんだと眠れなくて、けっきょく寝たのが3時ころ。それでも6時に目がさめちまうんだよね。じじいになった証拠だね」と朝から眠たげ。きょうは勝っていたからいいものの、あまり睡眠サイクルを乱すと、あす以降の相撲に影響しないかがやや心配。
○蒼狼(4-4-3)
朝、布団から出るなり「おもしろいだじゃれをおもいつきましたよ」と、やたらうれしそうな蒼狼。どんなおもしろギャグをきかせてもらえるのかと期待していたところ、
……おいはおいていく
ツボに入ってしまったのか高笑いの止まらない蒼狼に、どうしてよいのやら反応にこまる報道陣。そもそも『おい』とは何だろうか? 『甥』だろうか? 親戚みんなが遊びに行くのに、甥だけひとりお留守番、みたいなシーンだろうか? 玉椿理事も幼いころそういう目にあったことがあるらしく「それでは甥がかわいそう。そんなひどい叔父さんは交通事故にでもあって地獄に落ちろ」と35年前のトラウマを思いだして、やたらご立腹のようす。