― きょうは三段目・播潟さんにお話をうかがいます。おはようございます。
(播潟) 「おはようございます」
― 先場所はひさびさに勝ち越しましたが、好調は持続なさっていますか?
(播潟) 「さいきんものすごく眠いんですよ。ついつい寝過ごしてしまって、勝ってるのか負けてるのかよくわからないんです」
― 春眠暁を覚えず、ってやつですかね。どのくらい眠りますか?
(播潟) 「だいたい9時すぎには、早いときには9時前に寝てしまいます」
ー 早いですね。まるでおじいちゃんじゃないですか!
(播潟) 「まあ、もう四十を過ぎてますから」
― では、家では寝てるだけですか?
(播潟) 「言われてみれば食事と睡眠以外はしてないかもしれません。まあ寝てるだけですね」
― あなた、いったいなんのために生きてるんですか?
(播潟) 「なんのためでしょうね? よくわからなくなってきました」
― ……まあ、生きていればいいこともありますよ。がんばってください。
(播潟) 「あ、ありがとうございます」