幕内の結果（二日目）

○毛呂乃（2－0）

　今朝は「右肩が痛い。いつもは左肩なのに」と毛呂乃。いつもとは逆の手で扱いていたようで、固くなった四尺の柱が、慣れない右肩に何度も打ち付けられたのだろう。相撲では右四つ、左四つ、と型があるが、得意でない方の型も鍛え、より完璧をめざす理事長。今夜はスーパームーンということで、「月が接近するとまらにどのような影響があるのでしょう？」と問われると、「しっ！俺、マス」と記者団を遮る。まさにマス中なので黙れ、ということらしく、近づいてきた月に届けとばかり、精を打ち上げているため、空は雨模様。せっかくの月は拝めそうにない。

 

○玉椿（2－0）

　「きのうはとある女子大の学園祭に行ってきたよ。女子大生がいっぱいいたよ」と危ないことを言う玉椿。記者からは「その犯罪者風の外見でよく女子大のキャンパスに入れましたね、警備員は仕事してないんじゃないですか？」との声もあがったが、「堂々としてれば意外と入れるもんだよ」とのこと。「ふらふら歩いてると展示物の説明とかお菓子の売り込みとか、女子大生が話しかけてくるんだよね。やっぱり若い女の子とし

 

○蒼狼（1－0）

　「今日はらっきーでした」とひさびさの勃起に照れくさそうな蒼狼。らっきーだろうが勝ちは勝ち。いい流れをつかむきっかけになればいい。

十両以下の結果（二日目）

＜十両＞

●萬海(0-2)

　「初日の飛行機場所は、やっぱ難しかったです」と、ぐったり。けさになっても旅の疲れが抜けず、ずるずる2連敗。ここからどう立て直すか、あすの相撲が正念場だ。

 

○金精山（1－1）

　体調は万全とは言えないものの「完璧とは言い難いが満足のいく朝立ち」と悪いときに悪いなりの戦い方を覚えたのは成長か。具体的には「むらむらしてシコしたかったが、出勤のために我慢」と稽古量を減らしたようす。三度のめしより稽古が好きな金精山にしては辛い判断だったろうが、それだけ今場所に賭ける思いが強いのだろう。

 

＜幕下＞

○播潟（1－0）

　「週末は寝だめできるから、らくですね」とすっきりした顔で月曜日をむかえたが、「またつらい1週間がはじまります」と後向きな発言。平日をどのように乗り切るかが場所のカギになりそうだ。とりあえず勝って、通算99勝目。