まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

汚痔、4回目の優勝!

2013-11-24 17:35:00 | 協会からのおしらせ

 まらずもう九州場所千秋楽、きのうまで14連勝の横綱・汚痔がけさも全勝を守り、幕内優勝を決めた。

 今年の汚痔はなかなか優勝できなかった。決して実力が劣るわけでも調子が悪いわけではない。むしろ初・春・夏・秋と4度の全勝。入門以来最高のペースで勝ち続ける。ところが、まらずもうの千秋楽に予定が重なることが多く、決定戦ではなかなか実力を発揮しきれない。摩羅の川・家満らの若い力士に決定戦で煮え湯を飲まされ続け、どうしても優勝に手が届かないでいた。

 しかし、九州場所直前、摩羅の川の突然の引退、家満の休場と、協会を激震が襲う。看板力士のあいつぐ離脱に「興行がなりたたないのでは」と動揺する協会幹部。汚痔はあわてふためく協会幹部をしり目に、一人横綱という重圧と戦いながら、ひとり黙々と土俵を支える。派手さこそないものの、激しいトレーニングと大好きなビールに裏打ちされた職人芸でファンをうならせる玄人好みの相撲ぶり。さいごは1差で追いすがる大関・玉椿を振り切り、見事に全勝優勝を果たした。

 なお、年間5度の全勝、および年間87勝はまらずもう新記録。汚痔は史上最強クラスの成績で、平成25年のまらずもうを締めくくった。

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幕内の結果(千秋楽)

2013-11-24 17:30:00 | 取組結果

○汚痔(15-0)

  今年最後の大一番を前に、千秋楽に向けて昨日は一日箱根の温泉にて英気を養う。帰りに横浜中華街で生ビールをがぶり、しかもいつになくお代わりまで飛び出し上機嫌で帰宅。そのまま一気にベッドで取り組みへ。「一年取り収め」にふさわしい流れるような相撲を見せ、目覚めるとまだ辺りは暗い中菊次郎会心のがぶり寄りで圧勝。「今場所一番のまらずもうで全勝をキープできました」と納得の表情の横綱。一人横綱の重責に耐え、逆境に磨かれ、逆境に打ち克っての全勝優勝。千秋楽最高の相撲でまらずもう・大相撲通じ新記録、年間87勝をマーク、年6場所中5場所で全勝、最強横綱の称号にふさわしい成績で一年を取り終えた。

 

○玉椿(14-1)

 昨夜はいつもより長めに8kmほどジョギングして、身体をじゅうぶんにあたためてからの就寝。わずかな逆転の望みをかけていたが、朝起きて勝ちを決め、パソコンをチェックすると、すでに横綱から勝利を報告するメール。優勝は逃したものの「ま、星ひとつ差っていうけど、内容を見たら大差だったからね。ひとつ負けた時点で優勝はないと思っていたよ。そもそもが横綱は優勝にかける意気込みが違ってるよ。千秋楽のために箱根の温泉に行くって、どんだけだよ」と完敗にさばさば。

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十両以下の結果(千秋楽)

2013-11-24 17:00:00 | 取組結果

<十両>

●蒼狼(7-8)

 テレビで大相撲を見て、相撲は裸でやるもの、と思い込んでしまったらしい。「はだかすもうだからかな!? かぜが悪かしました。。とうぜん立たないですよね。。まさか私がまけこしするなんて、なんで?かなしいです。」と、とうとう6連敗で負け越し。これには玉椿理事も「……バカか」とあきれ顔。

 

<三段目>

○明烏(3-4)

 ここ数日、腰痛で身体を動かすのもおっくうだったという明烏だが、日曜日はたのしみにしていた新宿女装子市という女装用衣装のフリーマーケットがある。せっかくの女装イベント、どうしても動けるようになっておきたい。昨夜は、腰に湿布を貼り付けて、祈るような気持ちで就寝。そんな乙女の願いが天に通じたのか、起きたら腰痛がだいぶ軽くなっている。腰痛さえなければまだまだ戦える。けさは勢いのある相撲でしっかり勝利。「売れるといいなぁ~…って、帰りの方が荷物増えたりして(笑)」とフリマのことで頭がいっぱい。気分はうきうき。気もそぞろ。

 

<序二段>

●金精山(3-4)

 千秋楽に勝ち越しのかかる金精山だったが、気合が空回りしたのか「今日の取り組みは黒星。疲れ切っていたせいかまらも反応なし。最後を黒星で閉めるのは残念です」といいところなく敗れて、負け越しが決定。三段目復帰はおあずけ。

 

<序ノ口>

●勢稀の里(1-1)

 序ノ口ながらここまでの通算成績が24勝2敗と、横綱並みの勝率を誇っていた勢稀の里になんと土がついた。勢稀の里が負けるのは平成23年9月場所初日以来約2年2か月ぶり。「きのうは高尾山に登って、城山で豚汁をつくって食べてきた。けさは筋肉痛で」と登山の疲労で力が出なかったようだ。

 

●茸の山(1-6)

 「お昼過ぎまでだらだら寝てしまった」と何度も繰り返し寝なおしてみたが、まったく反応なし。「結果はやはり負け」とこうなることをあらかじめ予期していたかのような落ち着き払った態度はまさに史上最弱の名にふさわしい。

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協会ご挨拶

2013-11-24 04:00:00 | 協会からのおしらせ

千秋楽にあたり、日本まらずもう協会より謹んでご挨拶申し上げます。
本日、無事千秋楽を迎えることができました。
これもひとえに、御来場賜りました皆様方の生温かいご声援の賜物と、厚く御礼申し上げます。今場所は、新三役の音信不通など、遺憾な点もございましたが、出場力士は皆様方のご期待に添えるよう、全力で土俵を努めてまいりました。横綱・汚痔はその責務を十全に果たしここまで全勝、今日の一番に優勝と年間最多勝記録更新を賭けます。また、大関玉椿も健闘し、千秋楽まで、優勝の望みをつないでおります。
どうぞ最後の一番までゆっくりお楽しみください。
最後になりましたが、この一年の皆様のご声援に心より感謝申し上げ、また、来たる年、皆々様のまらのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。


平成25年11月24日            
日本まらずもう協会理事長  大黒柱堅太夫  

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