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九州場所の見どころ

2013-11-09 06:30:03 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

一年納めの九州場所・まらずもの命運は一人横綱・汚痔の双玉に託されることなった。
史上初の連覇を成し遂げ充実期にさしかかった摩羅の川も、奥様には勝てず、28歳の若さで場所前無念の引退。続いて家満も休場。先場所優勝を争った3名のうち、汚痔ひとりだけが綱の全責任を負うという重い場所となった。

その汚痔だが、いままさに円熟期。この1年、過去5場所中4場所で全勝と綱の責任を十全に果たし、ここまで今年喫した黒星はわずか3敗。今場所13勝で摩羅の川のもつまらずもう記録・14勝で白鵬の持つ大相撲記録に並び、全勝を達成すれば新記録樹立となる。優勝候補の一番手であることは間違いないが、その成績も含め、千秋楽まで注目だ。決定戦不利が毎場所ささやかれているが、今場所の状況からして本割の一番一番を集中して取りさえすればおのずと優勝を手にすることができよう。大相撲の白鵬との一騎討ち、という展開が予想される。だが裏を返せば汚痔ひとりが躓いただけで、今場所の流れは総崩れ必至。大関としては玉椿がいるものの、期待するだけ無駄、汚痔が星を落とせば平成22年秋場所以来3年ぶりに優勝者なしという結果にもなりかねない。

唯一の対抗馬、などと表現するには差がありすぎ、汚痔に失礼になってしまう玉椿、夏は暑いと言っては星を落とし、冬は寒いと言っては星を落とす。ここ2年の九州場所の成績も7勝、8勝とぴりっとせず。だが成績に波があるのがこの大関、今年も最低成績は3勝12敗と大関失格そのものだが、最高成績では15戦全勝優勝と、成績の変動がめまぐるしい。仕事上暇なこともあり、いい方向に転んでくれれば・・・、いや、このような場所の惨状を招いたのも広報部としての玉椿自身の責任であり、汚痔の独走を許さず、優勝争いの興味を最後まで切らさないように努めるのが当然の責務と言えよう。暇なのだから勝つまで寝続けるくらいの気概は当然。場所前に全勝宣言も飛び出しており、「普通に起きて、普通に負けました」などという報告は許される筈もない。最低でも13日目くらいまでは汚痔と1差以内で走ってほしいし、そうでなければ許されない。

このほか、久々の新三役に池男王子が登場、三役らしく大物食いに期待したい。相撲内容と言う点では、一番一番魅せてくれるはずだ。

さらには最下層、横綱・汚痔の対極・序ノ口茸の山にも大注目。目下7連敗中、今場所も3敗で節目の通算50敗、7戦全敗でまらずもう記録となる14連敗を達成する。

ひとり横綱としての重圧がのしかかる汚痔だが、この厳しい場所をなんとか締めてほしいもの。サイクリング・スノボ等で鍛え抜かれた強靱な足腰、幾多の試練を乗り越えてきた不屈の精神力、先場所も追求をしつづけた匠の技の数々。まさに心技体申し分なしの第一人者が、見事に1年を締めくくるか。昨年九州も全勝で覇者となっており、九州場所の連覇もかかる。今場所の全てが汚痔にかかっていると言っても過言ではない。彼のまら1本がまらずもうの屋台骨を支えており、まらが立たなければその瞬間に今場所のまらずもう全体が崩れてしまう。ミスターまらずもう、汚痔の15日間に注目だ。

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