摩羅の川：９日目

　序ノ口の摩羅の川は危なげない取り口で５連勝。「昨日の朝は御神託が無く心配だったが、しっかりと勃ってくれて良かった」と、顔をほころばせていた。　（「まらずもう新聞」）

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ほしの山：９日目

　ほしの山は、立ち合いのタイミングがぴったり合って、しっかり勝利。勝ち越しまであと１勝となった。「いやあ、やっぱりまらずもうには運動がいいって思い直してよ、きのうは不忍池をかるくジョギングしたんだよ。いやあ、運動ってのはいいな。なにより熟睡できるからな」と饒舌に語ってくれた。
　また、親しい記者に「これで入門からの通算勝率が２７勝２７敗の５割になりましたが」と教えられると「・・・そうか、もう５０番以上もとっているのか。おれ、なにやってんだろうな」としんみりした表情になっていた。　（「まらずもう新聞」）

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雲虎：９日目

　きょうの雲虎は睡魔のせいでなかなか立ち合いが合わず、なんども立つはめになった。しかし、そのたびに力で相手をねじふせていき、最終的には睡魔のほうが根負けして雲虎の勝ち。これで雲虎は８勝目、早くも勝ち越しを決めた。取組後には「やはり、人は普通に朝勃ちするものだ」と語り、他の力士との格の違いを見せつけた。　（「まらずもう新聞」）

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　雲虎関の自戦記