摩羅の川：３日目

　序の口の摩羅の川は、立ち合いの勢いが少し弱かったものの、何とか勝利を収めた。取組後は、ふがいない取り口をファンに野次られて「昨日に取組が組まれていたら圧勝だったのだが」と言い訳がましく説明していた。　（「まらずもう新聞」）

　　○や○

ほしの山：３日目

　ほしの山は今朝も立ち合いが合わない。一度目の立ち合いではほとんど勝っていたものの、「立つのが早すぎる」と判断されて立ち合い不成立。それに気を落としたのか、二度目の立ち合いではあっさり土俵を割ってしまった。記者に「今場所はなかなか立ち合いが合いませんね？」と問われたほしの山は「執念が足りなかったなあ。べつに午前１時だろうが２時だろうが、立ち合いは成立してるって言い張ればよかったんだよなあ」とくやしがっていた。　（「まらずもう新聞」）

　　○○●

雲虎：３日目

　けさの雲虎は頭痛・寒気など風邪の初期症状が見られるものの、まらの状態は快調そのもの。しっかり３連勝を決め、報道陣に対しては「今朝も快調。 ボッキッキ」と余裕のあるところを見せつけた。　（「まらずもう新聞」）

　　○○○

雲虎関の自戦記

玉太田：２日目

　神奈川大学での華々しい経歴を評価されて幕下に付け出された玉太田だったが、本場所のプレッシャーに耐えきれなかったのか、とつぜん部屋を脱走。２日目に不戦敗が記録された。デビュー戦を楽しみにしていたファンからは「金玉ついてんのか！」と野次が飛び、部屋の関係者は「すいません、すいません」とひたすら謝罪に追われていた。　（「まらずもう新聞」）

　　や■