序盤戦をおえて

　まらずもう初場所は５日目を終えて以下のような星取表になっています。

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＜まらずもう初場所星取表＞
ほしの山（西前頭１４）　○○●○○
雲虎（前頭１６格）　　　○○○●○
玉太田（幕下１５格）　　や■ややや
池男王子（東序ノ口１６）や●●やや
摩羅の川（東序ノ口２９）○や○や○
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＜幕内＞
　ほしの山と雲虎が４勝１敗で並走しています。優勝を狙う雲虎にとってはなかなか厳しい成績ですが（＊）、勝ち越しが目標だったほしの山にとっては上々の出来といえます。今後の展開としては、地力で上回る雲虎にほしの山がどこまで食らいついていけるか、というのがポイントになりそうです。

（＊：まらずもう優勝に必要な成績は、大相撲の優勝成績で決めています。ようするに、もし大相撲で優勝者が１５勝したら、まらずもうでも１５勝しないと優勝ではありません）

＜幕下＞
　神奈川大学まらずもう部主将の経歴をひっさげてまらずもう界入り、将来の横綱候補と期待されていた玉太田ですが、なんと部屋から脱走してしまいました。玉太田を見かけた方は部屋にもどってまらずもうをとるように説得していただけるとたすかります。

＜序ノ口＞
　まらずもう界きってのスター力士・池男王子がよもやの連敗スタート。２日目に二日酔いで負けてしまったのが大きかったかもしれません。まらずもう界において女性ファンを集められる力士はかれだけなので、ここからの巻き返しに期待したいところ。
　新人の摩羅の川はいきなり３連勝と好スタートを切ったものの、つきあっている彼女にまらずもう参加が見つかってこっぴどく叱られるという重大なアクシデントがあり、彼女をきちんと説得してまらずもうをつづけることができるのか、つづけられたとしても精神的な打撃が大きい状態で勝てるのか、今後の動向が注目されています。　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　（「まらずもう新聞」）
　

摩羅の川：５日目

　摩羅の川は豪快に勝ちを決め、これで３連勝。勝ち越しまであと１勝となった。
「きょうはすごかったですね」という記者に対して
「エビ固めです」
「えびがため・・・ですか？」
「まらがエビ反りの状態で硬化。ズボンの上から見たら、豪快にテントを張った感じ。これがエビ固めです」
　とサービスたっぷりに解説してくれた。　　（「まらずもう新聞」）

　　　○や○や○

雲虎：５日目

　雲虎は、きのうの敗戦の影響か、やや慎重になっていた様子。立ち合いで「待った」をして周囲を不安にさせたが、二度目の立ち合いではしっかり勝利を決めた。本人も自分の取組内容に不満なようで「寒いとだめなのかしら」と首をかしげていた。　（「まらずもう新聞」）

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　雲虎関の自戦記

ほしの山：５日目

　ほしの山はさほど大きくはならなかったものの、堅くはなっていたため「勝ち」と判定された。前日には場所中にもかかわらず親知らずを抜くという暴挙にでたほしの山だったが、抜歯の影響はほとんどなかった模様。取組後の報道陣の質問も抜歯の件に集中したが「いやあ、ちょっと心配してたんだけどよ、あんまり関係なかったな。歯医者でもらった痛み止めも飲まなかったしよ」とほっとした様子だった。　（「まらずもう新聞」）


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