お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

西国三十三箇所巡礼の旅 4番施福寺 その4

2010年09月17日 19時25分17秒 | 旅先で
無事お参りを済ませ下界へ降りてきました。さて目指すは南田辺駅前へ。大阪の人でもそんな駅何処にあるの?的な地名です。天王寺から阪和線で二駅目にある普通しか停まらない南田辺駅前に「スタンドアサヒ」があります。オモテから見ると何の変哲も無い駅前居酒屋ですが・・・。開店時間の5時を少し過ぎたので心配しながら、がらっと戸を開けるとカウンターに2席空きが・・・。よかった。夕方5時過ぎでカウンターは満席。テーブルもご近所のオジサマオバサマで結構混んでいる。その訳は何しろ「安い」そして「旨い」であります。お父さんとお兄さんがダイドコを守り、カウンターにはちょっとこわい妹さんが取り仕切る家族経営のお店。この店の名物「小鉢」と呼ばれる煮炊きモノの品(これが小鉢ではなく中鉢です)¥350、しめ鯖が¥300(これが赤垣屋も黙る旨さ)ヤキトリ2本で¥200(チェーンの焼き鳥屋が真っ青)に始まり、造り盛り¥600、鰻ざく、ねぎぬた、土瓶蒸しが¥600(中を見てうちの奥さんが感激した松茸に鱧まで大量に入っている)鰻の肝焼き、鯖まぶし、生ビールが¥400と全てに感激。ふと気がつくとうちのの奥さんは焼酎3杯目。〆に松茸ご飯¥300を食べて大満足であります。ふーっよく食べるわ。これで一万円でお釣りがくる。うちの奥さんが「居酒屋の名店や」と店の外に出てポツリとのたまうのでありました。しかし京都から遠い!帰りは2時間半かかりました。でも、又行きたい。終わり。