お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

2月のお昼ごはんと珈琲

2017年02月11日 15時34分52秒 | 京都で食べること飲むこと
昨夜からの雪の予報でしたが朝起きると屋根や庭に雪が積もっていましたが1月ほどではありませんでした。でも寒さは厳しい京都です。さて
2月の初めころにちょっと時間が出来たのでお昼ごはんに出かけました。色々用事を済ませ¥500の市バス一日乗車券を利用して(市内中心部は民間の京都バスも乗れるので便利ですね)烏丸御池で下車。東洞院通りを南下します。うちの奥さんからいろいろお店の提案を受けますが時間が中途半端なので絶対入れるお店にします。こういう時にスマホは便利でしょうね。お店に行く前にいろいろ調べられるから行動範囲も広がるでしょうね。アナログ人間もそろそろ卒業しないと・・・。三条を越えると



スパーの「八百一」があります。市内中心部にあってデパートよりお安く、内容も充実していて、なおかつおしゃれな雑貨屋さんやこだわりの酒店がある周辺マンション奥様方御用達のお店です。そして町家の宿の奥さんもよく行きます。ここには2階に和食、3階に洋食のレストランがあります。今日はここの2階にある「きょうのおかず」が目的地です。



午後1時をだいぶ過ぎているので店内は静かです。



メニューには何種類かのランチコースがあります。僕は「きょうの旬やさいひるごはん」をオーダー。



聖護院蕪とベーコンのミルク煮、今日の小鉢(きんぴら)、ちりめんごはん、お漬物、具沢山のお味噌汁です。¥1380。主婦向けの絶妙な値付けです。街中でちょっとお昼ごはんという時に最適です。ごはんもお代わりができるので男性でも大丈夫です。このあと雑貨屋さんとか酒屋さんとかをみてから3階に向かいます。



3階のレストランの前には屋上畑があります。



周囲のマンション群に囲まれて大根やらいろいろ野菜が元気に育っています。暖かくなればこの畑をみながら珈琲も飲めます。(冬季休業)うちの奥さんが娘ときてハーブティーを注文したらこの畑から摘んできたそうです。本屋さんとかみてから珈琲でもということで次に目指すは



昔の「丸善」が」あったビルの(今はカラオケビルです)裏手にある「エレファント・ファクトリーコーヒー」です。うちに毎年来ていただいている江ノ島で「ギャラリー&カフェ」をされている「I」さんご夫婦がいつも行かれるお店で以前から行きたかったのですが今回初めてこの階段を上がります。ま、しかしこんな判りにくい路地の奥のしかもこんな急な階段を上がると中の様子が全く見えない木の扉を開けるのはちょっと勇気が要ります。えいっと開けると暖房でメガネが真っ白になり、店内の様子が一瞬わからなくなります。雑誌の写真で見る限りいかつそうな店主が意外な程ソフトな応対で奥のカウンター席に案内されます。しかし真冬の平日の夕方でこのロケーションで驚いたことに僕たちで満席です。カウンター中心ですが中には外国人もいます。そして



深煎り珈琲(マグカップ¥750)とチーズケーキでゆっくり過ごせます。独りで本をもってまた来ようという気持ちにさせてくれる店です。ちなみに店名は村上春樹の本からとったと或る雑誌の紹介記事にありました。なかなか充実したランチと珈琲の時間でした。帰りに三条の「ブックオフ」に寄ってバスに乗って帰ります。(今回は居酒屋には寄ってません=念のためお伝えしておきます)