お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 2013秋 電車三昧 その3

2013年09月10日 17時18分21秒 | 旅先で
直江津駅は(そんなローカルな駅どこか解りませんよね)長野からの信越本線と富山からの北陸本線が交わる駅です。



ここから富山に向かう北陸本線はJR西日本になります。このあたりもローカルな電車が走っています。



ここからはJR西日本所属の交直流電車「475系」です。この電車も1960年代にあちこちで急行電車として活躍しましたが、老朽化が進行していて残るはこの北陸エリアのみになってきました。やはり北陸新幹線開業とともに今後第三セクターに移行されるのでどうなるかわかりません。お昼のこの時間帯は乗客もチラホラで、電車男にとってはなかなか快適な旅です。



時折車窓からは、海が見えます。



昔は交通の難所だった「親不知」もトンネルで快調に抜けてゆきます。富山に入ると空模様がなにやら怪しくなってきました。北陸は突然お天気が変わるので、ちょっと雨が心配です。黒部を過ぎて、魚津で途中下車します。いつもJRばかりに乗っていたんですが、ここで趣向を変えて今回は私鉄電車にも乗ることにします。富山県内で私鉄と言えば「富山地方鉄道」です。地元では「地鉄」と呼ぶようです。JRの魚津駅と地鉄の新魚津駅は一旦駅を出て、地下道で繋がっています。富山までの切符を買って、ホームに上がると、丁度富山行きの普通電車がやってきました。



関東の方は見覚えがあるかもしれませんがこの電車が「元西武鉄道」の特急電車だった「レッドアロー」号が使われています。ただし2両編成です。



私鉄電車もなかなか楽しいです。



さすが元特急電車だけあって自販機まで備わっています。窓の外は雨足が強くなってきました。車内は下校時になり地元の高校生が入れ替わり乗ったり、降りたりしてゆきます。本当は途中の駅で降りて違う電車にも乗りたかったんですが(ここには元京阪電車の特急電車も使われています)雨の為、終点富山まで行きます。富山駅では昭和30年代から活躍している電車も見られます。又次の機会にゆっくり乗ることにします。



でも雨は相当強く降り出し、このままJRに乗り換えて金沢まで行くことにします。金沢行の電車を待っていてもなかなか現れません。そうです富山地方に大雨警報が発令されて、線路冠水のため北陸線が止まっています。このとき名古屋では地下街まで雨が入って大変だったようです。なんとか1時間遅れで金沢行に乗車します。つづく。