お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

18きっぷで鳥取へ その2

2009年03月24日 16時10分53秒 | 旅先で
今週に入り寒の戻りのようで寒い日が続きます。先週暖かかったので桜が早くも咲き始め、御所の枝垂れが満開のようです。今年は全国的に早いようですが、この寒さで長持ちするかな。でも平年より1週間早く今週末が見頃かも。さて鳥取の続き。駅から程近くに「鳥取民芸館」があります。(写真)事前調査で本日水曜日が定休との事ですが前まで行ってみます。やはり閉まってます。隣の鳥取民芸の料理屋さん共々又泊りがけで来ようと言うことでお昼を済ませ1時間半の滞在時間はあっけなく過ぎます。そして「因美線」乗り場へ。普通列車は朝2本昼3本夜2本の超ローカル線。(京都からの特急は13本もありますが・・)車両はやはり気動車の単行。乗客は地元の人が4,5人。ところが18きっぷの旅行者が10人くらい乗っている。なんと20代の女性も2人います。鳥取の町をがたごとと出発。いくつかの駅では停車時間がやたら長い。そして中国山地に分け入ります。エンジン全開でも急勾配の道のりは時速25キロ。山間の小駅で地元の方が降りてゆきます。まさに日本のローカル線の駅です。ちょっと降りてみたい衝動に駆られますが次の列車まで1時間半もあるので我慢。長い県境のトンネルを抜けると美作の国。東津山で姫新線に乗り換えます。今度の列車もキハ120の単行。途中景色をぼんやり見ていたらいつの間にか終着駅。眠っていたようであわてて乗り換え。ところが佐用からの姫新線は新型気動車。少し前まで国鉄型の気動車だったのに快適なエンジン音を響かせ姫路へ。姫路からは味気ないが快適な新快速。京都へは22時前に到着。振り返るに車両が新しくなっていてタラコ色の気動車は餘部周辺だけ。改めてローカル線の車両更新が進んでいるのを実感した1日でした。終わり。