お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

「プラム クリーク」

2006年03月10日 17時38分09秒 | 京都で食べること飲むこと
三寒四温とはよく言ったもので、4月初めの陽気の日があれば、曇り空で雨が時折降る寒い日があったりの京都です。でもいつも買い物に行く(行かされる?)近所のお店の途中にある堀川の柳の枝も芽吹いて来て段々春が近付くのが解ります。毎日、4月の予約の電話が結構かかりますが、申し訳ないですが、桜の頃の2週間は去年の10月には予約がみんな入っています。遅咲きの仁和寺の頃も既に一杯です。そして仁和寺の近くに昔あった洋食屋さんのお話。「プラムクリーク」という名前で20年位前に普通の民家の居間を改装してお手軽な洋食が食べれるところで、時折自転車でお邪魔していましたが、いつの間にかなくなっていました。ところが先日、千本丸太町少し下がった出世稲荷の前を通りかかったら、同じ名前の店を発見。雑誌の記事によると、実は信州白馬でペンションをされていたようで、最近、再び京都に戻ってこられたとのこと。お父さんと息子さんのふたりがキッチンに立つシンプルなインテリアの明るいお店で、お父さんのなつかしい「ミンチカツ」とか洋食メニューや息子さんの新しい感覚も加わり、でも家庭的な雰囲気は変わっていないお店でした。千丸ちごて、堀川丸太町にあったら良いのになあと我々は勝手なことを言ってます。