曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「Final Fantasy XIV 光のお父さん」第1話「光のお父さんがやってきた。」の感想

2017-04-19 12:52:00 | テレビ・映画


いよいよTBSでも始まった「光のお父さん」第1話の感想。

まず前提として。僕は元のブログを1.5回ほど読んでいるので、大体のストーリーは分かっていますが、忘れっぽいので細部はあやふやです。だから、ブログで知ってるはずなのに新鮮に驚いたり、ドラマオリジナルのシーンなのに、ああこれはあれですね的なことを書く可能性があります。例によって曖昧なんだなと見逃してください。

ではスタート。

冒頭、いきなり子供時代のアキオ君の床で回転する謎の遊び。「光のぴぃさん」に、どんな風に回るのか原作者のマイディー氏が確認したエピソードがあるが、ド頭に突っ込んでくるとは。

ブログのお父さんはゲーマーだが、ドラマの博太郎(大杉漣)はゲーム好きではなさそう。なのに、「たまには」と言ってファミコン版FF(たぶん3)を買ってくれた。

博太郎「ファイナルファンタズィーか」
アキオ「ファイナルファンタ、ジー、だよ」

現代のアキオは20代前半と思われる。子供アキオが小2だと、2000年前後だから、すでにゲーム機はプレステでは...? FFも8か9では?

まあ、ここは雰囲気なので気にしないで行こう。

それよりも、夜中、博太郎がこっそりプレイしていて表示されるメッセージ「たびだつのだ。ひかりのせんしたちよ!」が重要なのだろう。僕は古いFFは詳しくないのだが、FF14以外で「光の戦士」という言葉が出てくるのがFF3だけなのかもしれん。

博太郎が家族に相談せず仕事を辞める。アキオは父が何を考えているのか解らず、会社の先輩(袴田吉彦)に話を聞いてもらう。袴田は最近父親をなくしていた。しかし、結局父親のことは子供には解らないという結論。

父親と理解を深めるのがテーマの話だから、第一話で解るわけないよね。最終回までに解ればいいんだよ。

じょびハウス(マイディー率いるFCじょびネッツァ本部)でメンバーに父のことを相談。あるちゃんの声(寿美菜子)が秘書っぽくて合っている。きりんちゃんの声は今をときめく悠木碧だが、幼児声で意外。この声で攻撃開始の咆哮「にゃんにゃんぷ〜」をやるのか? マイディーさんの声(南條愛乃)は女性声優が発する少年の声って感じかな。

声優は主要3人しかアサインされてないのだろうか。他のメンバーも喋ればいいのに。

FF11は家を持てなかったので羨ましい。たまり場があるのっていいよね。

きりんちゃんの提案で博太郎をFF14に引き込むことになった。退職祝いとしてPS4と「適当に選んだ」FF14をプレゼント。適当に本格的なMMORPGを買うなよ。「ファイナルファンタジーってまだ続いてるんだよ。懐かしいでしょ」くらいは述べても良かったのでは。

博太郎がキャラ名を井上にしようとしてアキオが軽くずっこけるが、意外にすんなりゲーム開始。僕はFF11を始めた日、何が何だかわからなくてドタバタしたもんだが。



結局インディ・ジョーンズという名前になったお父さん。分からなくなったら訊いて、と言い残してアキオは部屋にダッシュ。じょびメンバーに「今ここに父が来ています」と「光のお父さん計画」を説明。

突然アキオのリアル部屋のドアがノックされた。慌ててモニターを消すアキオ。博太郎が街の外に出てもいいかと訊きに来たのだった。ブログではエッチなサイトを見ていたと誤解されたような気がするが、清潔感の高い千葉雄大ではそういうのはなし。

カフェ?を颯爽と横切っていくインディ。街の外に行こうとしているらしい。見送るマイディーさんとあるちゃん。あるちゃんは様子を見ると言って先回り。

しばらくすると、あるちゃんからアラートが入った。お父さんがピンチらしい。お父さんがトレントのNM?にやられかけていた。「お父さんが死んでしまう!」 本当に死ぬみたいな切迫感。

変身マクロでモンクの装備にチェンジしたマイディーさん、猛ダッシュでトレントに突撃。ミコッテ(猫人族)は怒るとしっぽがピーンとなるのね。マンガチックに3回くらい突進シーンをリピートし、ちぇすとおおお!と叫びながらパンチしたら、その一撃でトレントは倒れた。エオルゼアの美しい風景をバックに向き合う親子。アキオは思わずリアルで呟く。

「僕だよ、父さん...あのころと同じようにファイナルファンタジーの世界を一緒に冒険しよう」





初期装備で頬にペインティングした青年と金髪ゴマキ似の猫娘だし、一階と二階ってだけで同じ家の中だけど、ものすごい時間と距離を乗り越えて再会した父子に見えるから不思議だ。ここで早くもちょっとウルウルしたぞ。

マイディー「大丈夫でしたか?」

しかし、お父さんは無言でマイディーさんの周りをグルグル走り、どこかへ去った。

「・・・ええっ!?」

ブログではここからマイディーさんの叫び顔のアップになり、そうか!キーボードがないから喋れないんか!と大慌てで設置、みたいなパターンになるのだが、ドラマのアキオは「続けるつもりなら...キーボードのセッティングしておくけど...」と歯切れが悪い。

ここは、お父さんは楽しんでいるのか?という分岐点だったが、博太郎は「あのゲーム...なかなか楽しい」と、とりあえずは第一関門クリア。

・・・・・

エオルゼアパート(ゲーム内ドラマ)と実写パートのスムーズな行き来は予想以上にうまくいっている。実写パートでのゲーム画面でチャットしたテキストを、直後のエオルゼアパートでそのキャラに言わせたり、エオルゼアパートのマイディーさんが同じアングルで実写のアキオに切り替わったり。MMORPGを知らない人が見ても大丈夫な出来映え。実写パートが室内ばかりなので、緑と陽光に溢れたエオルゼアパートが、いいコントラストになってたりもする。



ただ、エオルゼアパートで速い動作をすると、コマ落ちしているというか、カクカクなところがある。あと、FF11もそうだったけど、移動は歩行なので、その場で身体の向きを変えるときに足踏みしてしまう。CGムービーではなく実際のゲーム映像だということが分かって、それはそれでいいのだが。

どうしても元のブログと比較してしまうのだが、ドラマのアキオとブログのマイディーさんの中身は別と考えた方がいいかも。博太郎とアキオは殆ど目を合わせない。マイディーさんも、最初はお父さんに対してぎこちないけど、アキオのようにオドオドモジモジしないし、会話がまったくないわけでもなさそうだった。

「光のぴぃさん」では、スポンサー集めに苦労していたが、TBS版は大企業のCMが多かった。結構イケてるんじゃない? 放送停止になった三ツ矢サイダーのトランペット編も流れたし(笑)

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