曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

エルバンの超小型ナイトブルー

2017-04-17 18:18:00 | 文具
趣味性の高い万年筆のインクは高い。パイロットで言えば普通のブルーブラックなら500円玉でお釣りが来るが、マニア向けの「色彩雫(いろしずく)」シリーズだと1500円もする。僕は色彩雫の「松露」を持っているのだが、飽きてきたのでいつか「月夜」を買おうと思っていた。

しかし、1500円という値段に怯んでいるうちに、某所のLOFTでいいものを発見した。

以前ここでも紹介したエルバンのインクの超小型瓶である。10ミリリットルしか入っていないが、700円ほどで買える。万年筆のインクなんて少量でいい。いろんなものを取っ替え引っ替え使ってみたいんだから、小瓶で安くするのは完全に正しい。

しかもエルバンである。フランス製のインクである。それまで仕事用のコクーンに入れていたパイロットのブルーブラックは事務的で風情がなかったので「月夜」かなーと思っていたのだが、エルバンなら文句はない。

そのロフトでは超小型瓶の「ビルマの琥珀」をイチオシで売っていたのだが、金色のインクなんて使い所がない。迷わずナイトブルーにした。意味は月夜みたいなものだし、ラベルに月夜っぽいイラストが書いてあるし。

実際に使ってみると、パイロットのブルーブラックと色あいは似ている。ややくすんだ黒っぽい青って感じ。パイロットのは手帳(高橋の)を閉じると対面のページにインクが写るのだが、エルバンは写らない。その代わり?エルバンは裏写りする。パイロットは裏写りしない。エルバンのほうが紙への浸透が速いのだろうか。


パイロットの普通のインク瓶と比較。小さいけど5回くらいはコンバーターを満タンにできそう。


色は大体こんな感じ。

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