曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

次の元号について 訂正

2017-04-13 10:22:41 | 社会
昨日の記事「次の元号を考えてみた」で、予想候補として「開元」を挙げましたが、中国の元号に同じものがありました。なんで見逃したかなー?

代わりに開明ってのを考えましたが、それも中国に取られていました。取り敢えず「開元」は取り下げます。

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次の元号を考えてみた

2017-04-12 19:54:01 | 社会


天皇陛下のお気持ちの表明以来、意外に話がスムーズに進んで、2019年1月1日から元号が変わるらしい。その新しいの元号はどんなのか、ちょっと考えてみた。

まず、今までの元号を全部リストアップし、どんな漢字が使われているのかを調べた。大昔の四文字元号は、入れるとバランスが悪くなりそうなので 除外したが、南北朝で同時に2つ存在するのは全部カウントした。大化から平成まで、リストアップした元号は合計242個。

その結果、多く使われている漢字は次の通りだった(6回以上登場するもの)。登場回数最多は「永」の29回である。

安17 永29 延16 応20 嘉12 寛15 久9 慶9
建9 享8 元27 康10 弘8 治21 承15 貞6
仁13 正19 大6 長19 天23 徳15 平8 文19
保15 宝7 明7 暦16 禄7 和19


逆に、1度しか使われていない漢字は次の通り。

雲 乾 吉 興 衝 国 至 朱 授 昌 昭 神 成
斉 泰 禎 同 銅 白 武 福 霊 老 雉 亨


242個も元号を手打ちしてみて分かった。元号は、よく使われる特定の漢字の順列組み合わせで大量生産されていた。特に室町時代までは2~3年おきに元号が変わっている。それだけ頻繁に変われば、いちいち新しいものを考えるのも面倒だっただろう。

昭和は、1度しか使われていない漢字を使ったパターンだが、昭和の前でそのパターンの元号は、1441年の「嘉吉」まで遡る。昭和元年は1926年なので、実に485年間、よく使われる文字の組み替えで似たような元号を量産していたことになる。

平成も「成」が新規だ。元号に使いやすそうな字なのに意外だ。

平成に敗れた元号候補は「修文」と「正化」だと言われている。修文は「修」が新規だが、正化は順列組み合わせだ。あれ?前になかったっけ?と思わず検索してしまった。

修文と正化が敗れた理由は、頭文字がSで昭和と被るから、らしい。ということは、今度の元号も「M」「T」「S」「H」以外から選ばれるのだろう。

一番最近の例で正化という候補は上がったが、もう順列組み合わせはないように思う。よく使われる字はMTSHルールに引っかかるのが多いし、僕みたいなのに「ちゃんと考えずに決めた」「なんか前にも似たようなのがあった」と言われてしまう。何十年に一度の改元なんだし、前回と違って考える時間がたっぷりある。

というわけで、次の元号は、今まで使ったことのない漢字と、いつもの漢字の組み合わせになるのではなかろうか。その他の条件としては、

マイナーな漢字は使わない。

よく使う熟語、特にマイナスイメージの熟語と同じ読みにしない。

画数の多い漢字は使わない。

そのまま天皇の名前に使っても大丈夫なものにする(○○天皇の○○に当てはめてもOKなやつ)。

イメージが具体的すぎる漢字、元号っぽくない漢字(例えば楽とか幸とか美)は避ける。新時代ということで逆に使ってくるかもだが。

中国など他の国の元号と被らない。


というような方針で三つ候補を考えた。

「安常」あんじょう

次は「A」だという噂があるので、対応してみた。多用漢字のみでも「安承」でイケる。

「開元」かいげん

僕としてはこれがイチオシ。最初の年が「開元元年」になって元が連続するのが難だが。

「光正」こうせい

意外に光が手付かずなので光入りで考えてみた。光成というのも考えたのだが、一瞬石田三成を連想したのでやめた。

・・・・・

マスコミにすっぱ抜かれたものや、ネットで噂になったものは新元号から外されるという。こんな場末のブログを政府がチェックしているわけもないが、僕の予想と違う元号になったら「さては外しやがったな」とほくそ笑み、当たったら大いに自慢してやろうと思う。

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iPhone 5sでHipstamatic ~Dreamyフィルムの巻~

2017-04-10 11:25:00 | カメラ
4月の配信パックも買ったけど、天気が悪くてイマイチの作例しかない。今日は記事にするのを忘れていたDreamyフィルムをやります。

Dreamyフィルムはヒプスタ社の別アプリ「Disposable」のエフェクトらしい。だいぶ前にDeeレンズやMarkレンズがまとめてリリースされ、当ブログでも紹介した。そのときのセットから漏れた?のがDreamyフィルムで、昨年秋に突如無料で配布された。

効果はsoft saturated vibrancyを追加するとかで、まあいつもの奴。柔らかい飽和した(色の)活気みたいな意味だと思うが、飽和してるかどうかは疑問。どっちかというと色は薄くてセピア方向にシフトという感じ。で、縁がもやもやしている。

作例はすべてLowyレンズとDreamyフィルムのセット。






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Final Fantasy XIV 光の視聴者 になる予定

2017-04-08 23:30:02 | テレビ・映画
TBSで4月18日(東京)、MBSは4月16日から始まる深夜ドラマ「Final Fantasy XIV 光のお父さん」を楽しみにしている。オンラインゲームのプレイ日記ブログ「一撃確殺SS日記」内の人気シリーズ「光のお父さん」をドラマ化したものである。自分が息子であることを隠して父親とFF14をプレイし、キリのいいところで正体を明かすという親孝行ドキュメントだ…と思う。ブログ通りのストーリーなら。


一撃確殺SS日記

光のお父さん まとめ読み


このドラマの何が凄いって、FF14部分がすべて実際のFF14内で、実際のキャラクターを操作して演技し、撮影されていることだ。手を振ったりポーズをとったり口をパクパクしたりするエモート機能を駆使し、視線の移動はターゲットできるオブジェクトを置いたり、カメラに入らない位置にターゲット用の他のプレイヤーを配置したりしている。ブログに書かれた情景を再現するために、ゲーム内時刻や天候を合わせたりもしている。テストサーバーを使うとかもしてないので、他のプレイヤーが映らないようにする苦労もあったようだ。

FF11にもエモはあったが、種類が少なかったし、今のハイビジョンテレビに耐えられる画質ではなかった。FF14のグラフィックは凄い。

そのへんの経緯も同ブログ内の「光のぴぃさん」で詳しく語られている。スポンサーに企画を持っていったり、SQEXの吉田プロデューサーと面接したり、ドラマには原作が必要とのことで書籍化したり。こんなにたくさんのハードルを越えないと世界初のMMORPGドラマは作れないのかと、読んでてこっちが疲れるくらいの苦労の連続が綴られている。

FF14内シーンを見るためだけでも価値があると思うのだが、放送時間が遅すぎる。普通の勤め人だと、録画しておいて翌日の夜視聴になりそうだ。僕も録画しておいたのを翌朝スマホに転送し、通勤中に見ることになるだろう(けものフレンズもそのパターンだった)。

実写とゲーム内映像のシームレスな融合という素晴らしい(たぶん世界初)の試みなのに、この時間帯では世間へのアピールがちょっと弱い気がする。作者のマイディー氏は、世間のオンラインゲームに対するイメージを変えようとしているのに。

前述の「光のぴぃさん」を読むと、このドラマは多くの人の途方もない労力によって作られているのが分かる。そんなドラマがあまり注目されずに終わるとしたら残念なので、僕は僕ができることをしようと思う。つまり、いつものように毎回感想を書く。それが少しでも視聴率の足しになればいいんだけど。

「光のお父さん」公式サイト


「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」PR動画

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なぜバッファローのレビュー記事が多かったのか

2017-04-05 23:35:42 | 社会


うちはWi-Fiルーターを居間に置いている。そこからドア二枚で隔てられているトイレ、別の部屋には電波が届きにくい。

そこで中継器を買おうかなと思っているのだが、真っ先に思い浮かぶメーカーはバッファローである。

僕は10年ほど前まで、某出版社でパソコン関係の書籍や雑誌を作っていたのだが、よく読者アンケートで、「なぜバッファロー製品のレビューが多いのか」「バッファローを贔屓してないか?」というような意見を頂戴した。

実際、バッファロー製品のレビュー記事は多かった。バッファローが5割、アイオーデータが3割、その他2割といった比率だった。あの頃は、他社の雑誌も同じような感じだったと思う。

比率が偏る理由は広報にあった。製品の優秀さ、機種の多さももちろんだが、バッファローの広報はダントツに親切で、やりやすかった。

当時のバッファローの広報担当者は若い女性だった。彼女は、会社の宣伝だけでなく、出張先の出来事や自分のプライベート旅行なんかも紹介するMLのようなものを登録しているマスコミ各社に配信していた。機材を借りるために電話を掛けると、その彼女が出るのである。

若い女性、しかも割ときれいな人だった...が相手というだけでも贔屓したくなるのに、バッファローは貸し出し期間の変更や延長に寛大だった。ライターの都合が悪いとか、ブツ撮りのスケジュールが合わないとか、僕の執筆が遅れてるとかで、借りたい期間は頻繁に変わる。そんなときでも、「しょうがないですね。今回だけですよ」みたいな感じで毎回見逃してくれるのだ。

そもそも、機材を貸すことに対する態度がいい。こっちもタダで貸せと言っているから若干腰が引き気味なので、大抵のメーカーの場合は、嫌々貸してやるんだからな的なニュアンスを広報の口調から嗅ぎ取ってしまう。しかし、バッファローは、いつも宣伝有難うございます、先月も見本誌送っていただいて有難うございますと、特にへりくだっているわけでもなく言われる。バッファローは、PC雑誌とメーカーは共存共栄ということが、よく分かっている。その彼女に限らず。と、僕は思っていた。

そのように、感じのよい広報がたくさんの機材を好きなだけ貸してくれるのがバッファロー。どの雑誌でもレビュー記事が多くなるのは当たり前である。メーカーは、下手にお金をかけてCMを作るとかより、出版マスコミに対して協力的な広報部門を準備するほうが売り上げアップに繋がると思う。少なくとも宣伝費は最小限で済む。機材の送料は出版社持ちだし。

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