All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

アレルギー抑えるたんぱく質発見 花粉症など治療に期待

2010年06月07日 18時11分50秒 | 歩く印象派
2010年6月7日14時 22分 朝日COM

 花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギーの発症を強く抑える働きがある細胞表面のたんぱく質(受容体)を、筑波大の研究チームが発見した。マウスの実験で、この受容体を刺激するとアレルギーを引き起こす物質が細胞の外に出なくなり、アレルギー反応を抑えることができた。ヒトも同様の受容体があり、アレルギー疾患の根本的な治療法の開発につながる可能性がある。6日付の米科学誌ネイチャーイムノロジー(電子版)に発表した。

 ダニや花粉などアレルギーの原因物質(抗原)は、体内で抗体(IgE抗体)と結合し、全身の肥満細胞の表面にくっつく。このときに肥満細胞を活性化する物質(シグナル)が出ることで、細胞の外にヒスタミンなどの化学物質が放出され、アレルギー症状が起きる。どのアレルギー疾患にも共通のメカニズムだ。

 筑波大大学院の渋谷彰教授と田原聡子助教らは、肥満細胞の表面で、肥満細胞を活性化するシグナルの伝達を阻止する新しい受容体を発見し、アラジン1と名付けた。アラジン1をうまく働かせると、ヒスタミンなどの化学物質の放出が半減した。

 またアラジン1を働かなくしたマウスは、普通のマウスよりも強く激しいアレルギー症状が出た。アラジン1がアレルギー反応を抑える働きがあることが確認できた。

 渋谷教授は「アラジン1はアレルギー反応を起こす最初のシグナルの伝達を妨げる。すべてのアレルギー疾患の発症を阻止できる根本的な治療法の開発が期待できる」と話す。(中村浩彦)

子熊が特急と衝突、死ぬ 近くに母熊も? JR高山線

2010年06月04日 18時25分40秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年6月4日11時20分朝日COM

 4日午前9時50分ごろ、岐阜県高山市久々野町のJR高山線で、名古屋発高山行きの特急「ワイドビューひだ」(4両、乗客50人)が熊と衝突した。JR東海や高山市によると、体長85センチでオスの子熊とみられ、死んだという。母熊が近くにいる可能性もあり、市などが地元猟友会と協力して警戒に当たっているという。

 この事故で、この特急が12分遅れるなど、上下線3本、計220人に影響が出た。


>小熊とその母熊に同情したい。

「上杉を潰せ」官房機密費追求のジャーナリストに降りかかる恐怖の日々

2010年06月02日 02時53分09秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
「週刊ポスト」5月28日号

 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。

 元官房長官だった野中広務の「官房機密費」問題が波紋を呼んでいる。

 野中がテレビ番組や沖縄での講演などで、「(官房機密費は)政治評論をしておられる方々に、盆暮れにお届けするというのは額まで書いてありました」「返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけ」などと暴露したことが発端だ。

 野中発言は一斉に報道されたが、その後評論家の実名などを含め深く追求するメディアはほとんどない。

 それは評論家だけでなく大手マスコミ政治部や幹部の多くが、官房機密費という「毒まんじゅう」を食べているからに他ならない。及び腰になるのは当然のことだ。

 そんな中ジャーナリストの上杉隆が「週刊ポスト」(小学館)誌上においてこの問題追及を開始した。

 上杉といえば、記者クラブ開放の立役者であり、小沢一郎の土地疑惑問題では検察の"違法捜査"などを追及した気鋭のジャーナリストだ。

 だが、そのことが上杉の周辺に異変をもたらしているという。

「ここ数カ月、『上杉を黙らせろ』という声は政官界だけではなく、各方面から聞こえてきます。タブーとされる領域に次々と切り込むので目障りだと思っている勢力は多い」(政界に詳しいジャーナリスト)

 それはマスコミ界に関しても同様だという。

 大手メディアにとって、記者クラブ開放は自分たちの既得権益を侵された忌々しい出来事であり、今回の機密費問題も身に覚えのある関係者にとって、上杉の存在は目障りどころの話ではないだろう。

「某大手放送局では『何でもいい。上杉を潰せ。女でも経歴でもスキャンダルを探して来い』という指令まで出たといいます」(前出ジャーナリスト)

 4月に上杉と会った際、最近は断酒して、車で移動していると聞いた。その理由は語らなかったが、今思えば「身辺を警戒」していたのだろう。上杉本人に聞いてみた。

「親しい政界関係者などから『身辺に気をつけろ』という忠告は何度ももらっている。特に『電車に乗るな』とね。それで車で移動し、お酒も飲まないようにしている。夜は自宅に帰らないでホテルを転々としている」

 確かに電車は怖い。特に痴漢。男性を社会的に抹殺するには、痴漢が最も効果的な手段である。それをでっち上げるなど奴らにしたら朝飯前だろう。

 それでも新幹線には乗らざるを得ない。その際はホームの端ではなく真ん中に立つようにし、盗聴・尾行も想定内とも語っていた。

 タブーに切り込むにはこうした警戒は必要だし、卑劣な手で言論を抹殺されないためにも、問題追求の手を緩めないことも肝心だ。

 もうひとつ、万引きにも注意した方がいい。買物中にバッグの中に商品を勝手に入れちゃうのは、もっと簡単だろうから。

 女性に関しては──トラブルを含め私は知らない。
(文=神林広恵)

はやぶさ最後の大仕事 試料カプセル分離へ秒読み

2010年06月01日 18時48分45秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
 小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還が秒読みに入った。小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があるカプセルがはやぶさから分離され、六月十三日深夜、オーストラリアの砂漠に着陸する予定だ。小惑星からの試料回収に成功すれば世界初の快挙。太陽系の起源に迫る研究が大きく進む。七年間の旅で幾多の困難を乗り越えてきた「不死鳥」が、最後の大仕事に臨む。 (榊原智康)

 「帰ってくれば、新しい科学的な発見があると確信している」

 二十六日、千葉市の幕張メッセ。はやぶさが届ける試料の「初期分析チーム」のリーダーを務める土山明・大阪大教授は、日本地球惑星科学連合大会で研究計画を説明し、帰還への期待を示した。

 小惑星は、約四十六億年前に太陽系ができたころの姿を残す「化石」のような天体。試料を分析すれば、太陽系のなりたちを解明する手掛かりになる。

 はやぶさは二〇〇三年に打ち上げられ、〇五年にイトカワ付近に到着。エックス線や赤外線で間近からさまざまな観測をした。また、イトカワをかすめるように着陸し、表面の岩石の採取にも挑んだ。装置はうまく働かなかったが、着陸時の砂ぼこりが採取カプセルに入ったのではないかと期待されている。

 観測では、密度は地球の岩石より小さく、内部はスカスカの軽石のような構造とみられる。大きな小惑星が別の小惑星と衝突して割れた破片とされてきたが予想は覆された。衝突でできた小さな破片が集まってできたらしい。表面の組成は「普通コンドライト」と呼ばれるありふれた種類の隕石(いんせき)に近かった。
■裏付け

 「普通コンドライトの中の『LL型』と呼ばれるものとの見方が強いが、別の種類だとする研究者もいる。分析で、まずは型の問題に決着をつける」と土山教授。隕石の古里は小惑星と考えられているが、実際の試料から裏付けることがポイントになるという。

 鉱物や元素の組成のほか、アルゴンなどの希ガスや炭素の同位体などを測り、イトカワの基となった小惑星ができた年代や、宇宙線による風化作用などを明らかにする。

 米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「スターダスト」が採取した彗星(すいせい)粒子の分析では、太陽系の初期には、熱い中心部から物質が噴き出し、彗星ができる低温の外縁部まで飛ばされる、ダイナミックな動きがあったことが分かった。「イトカワでも想定外の結果が出てきてほしい」と土山教授は話す。

 はやぶさは二十三日から二十七日までエンジンを連続噴射し、地球の上空約二百五十キロを通過する軌道に入った。順調に行けば六月三日までに地球から約四百万キロの地点に達し、オーストラリアのウーメラ砂漠に向かう軌道への変更に挑む。これに成功すれば、はやぶさが大気圏に突入し、帰還を果たすことが確定する。
■不安

 四基のエンジンのうち三基が故障し、単独では動かない二基を組み合わせて動かす「クロス運転」で飛行中だ。正常に働く一基は、万が一に備えて最後まで温存する。姿勢制御装置も二基が故障し残りは一基。はやぶさプロジェクト責任者の川口淳一郎・宇宙航空研究開発機構教授は「壊れる前兆はなく、何とか持ちこたえてくれそう」とみる。

 心配なのは、トラブルで飛行期間が予定より三年延びた影響だ。地球から約四万キロの地点でカプセルを切り離す予定だが、うまく分離できるかが不安視されている。機体との接合部を焼き切るための火薬は使用期限が過ぎており、カプセルを押し出すばねも劣化しているとみられる。

 分離できず、はやぶさ本体とともに大気圏に突入しても、カプセルは焼け残るという。しかし、鍋のような形のカプセルがひっくり返ると、パラシュートが開かなかったり、断熱効果が下がったりして中の試料に影響が及ぶ恐れがある。「うまくいくか、やってみないと分からない」(宇宙機構)状況だ。

 カプセルが分離できてもできなくても、はやぶさは大気圏で燃え尽きて役目を終える。川口教授は、カプセルをはやぶさが命と引き換えに託す「卵」に例える。「今回の成果をはやぶさの後継機などにつなげるため、何としてでも卵を受け取り、かえさなければならない」

 はやぶさの帰還まで、あと十三日。

<記者のつぶやき> プラネタリウムで、はやぶさのドキュメンタリーを見た。客席のあちこちから、はなをすする音が聞こえた。自ら判断する機能を持つはやぶさに多くの人が人格を見いだし心を打たれた。そんな探査「ロボット」の長い旅は間もなく終わる。成果を次につなげてほしい。(上映館はホームページ=http://hayabusa-movie.jp/theater.html)

沖縄は島ぐるみ闘争前夜!

2010年06月01日 18時40分55秒 | 平和憲法9条
2010年05月31日


琉球新報・毎日新聞沖縄県民世論調査/内閣支持率8%、日米安保維持7%、政党支持率は社民党10・2%で首位。内閣不支持名護市が87%でトップ。

とりわけ、日米安保維持がわずか7%であることの意味は大きい。

安保とは単なる条約ではなく、殺人兵器を常駐させる物理的存在なのだ。その基地はレイプや強盗などの米兵犯罪などの基地被害を発生させる。

そのことを知り尽くしている沖縄県民だからこその数字だということをしっかりと認識したい。


Posted by 仲村清司

iPhone 4G ! (「iPad」は「Mac」を超える)

2010年06月01日 18時18分18秒 | 歩く印象派

「iPad」、出荷台数で「Mac」を超える見込み--アナリスト予測
文:Brooke Crothers(Special to CNET News)
翻訳校正:編集部2010年6月1日 08時36分


 アナリストによると、「iPad」の出荷台数は2010年9月までに、Appleの「Mac」コンピュータを超える見込みだという。また、今後発売予定の「iPhone 4G」の製造台数は9月までに、1200万台に達する見込みであるという。

 Rodman & RenshawのアナリストであるAshok Kumar氏は米国時間5月28日、「9月の四半期(7-9月期)までに、iPadの販売台数はMacを超える見込みである。Macの四半期毎の販売台数は、平均で約300万台である」と電話インタビューで述べた。iPadの出荷台数は、9月の四半期までに、「容易に」400万台に達するだろうと、 Kumar氏は述べた。

 またKumar氏は、iPhone 4Gの製造状況についてもコメントした。同氏は28日にリリースした調査メモに、「サプライチェーン調査からは、4Gの製造台数は、9月の四半期までに 1200万台に達する予定であることがわかる」と記している。iPhone 4Gは、2010年中の発売が見込まれているAppleの次世代iPhoneである。

 「『iPhone 3GS』と合わせて、iPhone全体の四半期出荷台数は9月に、1500万台に達する見込みである。この傾向が実現すれば、2010年のiPhone出荷台数は、現在の市場予測をはるかに上回って、4000万台を超えることになる。この製造台数は、Appleがますます通信事業者を問わない存在になっていることを証明するものである」とKumar氏は記している。

 Kumar氏は、次のように続けている。「Verizonのローンチは、クリスマスシーズンに照準を合わせている。後に控えるFCCの認定に加えて、Verizonとの契約締結が、これに間に合わせるために必要な主要要素である。サプライチェーン調査からは、Appleがクリスマスシーズンに合わせて同製品をローンチする予定であることがわかる。これらがすべて計画通りに進行すれば、iPhone(全機種)の四半期出荷台数は、12月までに 1700万台に達する可能性がある」と同氏は記している。

 iPhone 4Gでは、前面のカメラ搭載、バッテリ寿命の改善、ディスプレイ解像度の向上、新デザイン(アルミニウム枠で増強された四角いデザイン)、Appleの「A4」プロセッサの搭載などの新機能が見込まれている。

 Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は6月7日、同社のWorldwide Developers Conference(WWDC)において、開幕の基調講演に登場する予定である。そこで同氏は、次世代iPhoneについて何か詳細を語るかもしれない。

 VerizonのiPhoneも予測されているが、VerizonもAppleもまだこれを認めていない。両社の提携が実現すれば、現在の AT&TによるiPhoneの独占販売体制はくずれることになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです

専用機に自分だけ脱出装置 グルジア大統領、国費6億円

2010年06月01日 17時25分58秒 | 歩く印象派
写真:サアカシュビリ大統領=サン・テレフォトサアカシュビリ大統領=サン・テレフォト

2010年6月1日11時31分朝日COM

 【モスクワ=副島英樹】グルジアのサアカシュビリ大統領が、自分の専用機に緊急脱出装置を約700万ドル(約6億3千万円)かけて設置したのは国家予算の浪費だとして、野党勢力が非難している。

 脱出装置は1人用。インタファクス通信によると、4月にポーランド大統領ら96人が乗った政府専用機がロシア西部カチンの近くで墜落し、全員が死亡した事故をきっかけに導入を決めた。

 ロシア紙コムソモリスカヤ・プラウダは「最も勇敢な大統領が臆面(おくめん)もなくおびえて再び国民を驚かせた」などと皮肉った。同紙によると、既存の機体に脱出用の穴を開ける改修をすれば、かえって墜落の危険度は増す、と指摘する航空専門家もいるという。

 グルジア野党勢力は、大統領はかつて、民間機しか使わないと言っていたのに、約5600万ドル(約50億円)で専用機を購入したとも指摘。「経済危機を口にしながら、自らの快適と安全のために散財している」と批判を強めている。


>なんか、さもしい大統領ですな。