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森羅万象 ~ 歩く印象派

専用機に自分だけ脱出装置 グルジア大統領、国費6億円

2010年06月01日 17時25分58秒 | 歩く印象派
写真:サアカシュビリ大統領=サン・テレフォトサアカシュビリ大統領=サン・テレフォト

2010年6月1日11時31分朝日COM

 【モスクワ=副島英樹】グルジアのサアカシュビリ大統領が、自分の専用機に緊急脱出装置を約700万ドル(約6億3千万円)かけて設置したのは国家予算の浪費だとして、野党勢力が非難している。

 脱出装置は1人用。インタファクス通信によると、4月にポーランド大統領ら96人が乗った政府専用機がロシア西部カチンの近くで墜落し、全員が死亡した事故をきっかけに導入を決めた。

 ロシア紙コムソモリスカヤ・プラウダは「最も勇敢な大統領が臆面(おくめん)もなくおびえて再び国民を驚かせた」などと皮肉った。同紙によると、既存の機体に脱出用の穴を開ける改修をすれば、かえって墜落の危険度は増す、と指摘する航空専門家もいるという。

 グルジア野党勢力は、大統領はかつて、民間機しか使わないと言っていたのに、約5600万ドル(約50億円)で専用機を購入したとも指摘。「経済危機を口にしながら、自らの快適と安全のために散財している」と批判を強めている。


>なんか、さもしい大統領ですな。

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