ORICON STYLE - 06月07日 15:33
1990年代に“渋谷系”の聖地として注目を集めたCDショップ「HMV渋谷」が、8月中旬で閉店することがわかった。同店は1990年にHMV国内第 1号店としてオープンし、1998年に現在の場所へ移転。約20年に渡り、渋谷ならではの音楽文化をけん引し続けてきた。店舗前に出された告知ポスターには「渋谷の地にて20年に及ぶご愛顧、誠にありがとうございました」と、ファンに向けた感謝の言葉が綴られている。
国内最大級の規模を誇る同店は4つのフロアで展開。2009年11月にはフロア構成を変更し、音楽・映像ソフト、書籍やオーディオアクセサリーの販売のほかイベントスペースを拡充したほか、5階には新星堂の楽器専門店「ロックイン渋谷」が入り“総合エンタテインメント・ショップ”としてリニューアルオープン。また、今年3月にはTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)への事業譲渡も発表していた。
“渋谷系”とは1990年代半ばに流行した言葉で、それまでのバンドブームとは一線を画したサウンドやビジュアルアート、アーティストのライフスタイル、ファッションなどが、渋谷に集まる若者の心をくすぐったことから名づけられたもの。同店のスタッフが薦めたアーティストやアルバムが、音楽のジャンルにかかわらず“渋谷系”と呼ばれるなど、渋谷HMVが果たした役割は大きいと言われている。
1990年代に“渋谷系”の聖地として注目を集めたCDショップ「HMV渋谷」が、8月中旬で閉店することがわかった。同店は1990年にHMV国内第 1号店としてオープンし、1998年に現在の場所へ移転。約20年に渡り、渋谷ならではの音楽文化をけん引し続けてきた。店舗前に出された告知ポスターには「渋谷の地にて20年に及ぶご愛顧、誠にありがとうございました」と、ファンに向けた感謝の言葉が綴られている。
国内最大級の規模を誇る同店は4つのフロアで展開。2009年11月にはフロア構成を変更し、音楽・映像ソフト、書籍やオーディオアクセサリーの販売のほかイベントスペースを拡充したほか、5階には新星堂の楽器専門店「ロックイン渋谷」が入り“総合エンタテインメント・ショップ”としてリニューアルオープン。また、今年3月にはTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)への事業譲渡も発表していた。
“渋谷系”とは1990年代半ばに流行した言葉で、それまでのバンドブームとは一線を画したサウンドやビジュアルアート、アーティストのライフスタイル、ファッションなどが、渋谷に集まる若者の心をくすぐったことから名づけられたもの。同店のスタッフが薦めたアーティストやアルバムが、音楽のジャンルにかかわらず“渋谷系”と呼ばれるなど、渋谷HMVが果たした役割は大きいと言われている。