2011年10月16日20時17分朝日COM
社民党の福島瑞穂党首は16日、佐賀市内で講演し、「やらせメール」問題で九州電力が14日に国へ出した最終報告書について「第三者委が指摘した(佐賀 県)知事の指示や県の関与をなぜ公然と否定したのか、わからない。傲岸不遜(ごうがんふそん)だ」と述べ、松尾新吾会長、真部利応社長の辞任を求めた。古 川康・佐賀県知事についても「九電とつるみ、ある意味一体となって(玄海原発の再起動)推進を急いだ」と批判し、辞任を求めた。
福島党首はこの日、玄海原発がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長と会談。早期の再起動を認めないよう申し入れた。