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森羅万象 ~ 歩く印象派

感激!宮川製麺所のうどん(さぬきうどん巡礼4)

2006年09月06日 18時24分25秒 | グルメ
いよいよ四国に上陸だ。 (上の写真は讃岐富士)
善通寺ICを降りてまっすぐ向かったのは「宮川製麺所」。
すぐ近くには大きな病院があって、これを目印にするとわかりやすい。
ああ~っ、本当に暖簾がないんだ。噂には聞いていたが、あくまで
製麺所なのだ。時刻は6時半。客がいるのかいないのかわからないが
おそるおそる引き戸を開けて中に入る。
(下の写真は宮川製麺所全景、手前の人物は「大きい人」)

天井が低いせいか暗めの室内、正面奥に釜が見える。
目を右にやると簡単なテーブルと椅子。
製麺所だけあって無造作に小麦の袋が積んであったり、少し粉っぽい雰囲気。
客が一人いた。手に持った丼におばちゃんがうどん玉を入れているところだった。近くに並んでいる“てんぷら”はいろいろあって自分で選べる。
この“てんぷら”は関東の天ぷらとは違い「練り物」である。薩摩揚げのようなものだ。
わしらも先行者を真似てすぐに丼持って並ぶ。
オ・寒氏はでっかい「お揚げ」、わたしは“てんぷら”を一つのせ、
大きい人はネギと生姜というシンプルなうどん。
これから後のことを考えすべて「小」サイズにした。

うーん。漂う香からして何か違うゾ。
早く食べたい一心を抑えて撮ったのが上の写真。
いただきまーす!

無心に箸が動く。透きとおった汁をすすり、うどんを口に運ぶ。
なんだ!なんだ!汁は出汁が効いて旨いし、麺の不思議な感触は?
今まで味わったことのない類の麺だ!よくしこしこ麺というが
これこそ本物のしこしこだ。
関東のうどんとは何か本質が異なっている気がした。
これがさぬきうどんなのか。
それにしてもどうしてこんなに簡単に食べることができるんだろう。
店に入ってから、テーブルに座ってうどんを口にするまで5分も
かかってない。

やっと、身も心もさぬきうどんモードに切り替わった我ら3名が
次に向かったのは意外なところであった。(続く)

与島PAにて小休止(さぬきうどん巡礼その3)

2006年09月06日 01時00分19秒 | グルメ
瀬戸大橋を渡る途中の与島のパーキングでうどんを食した。
が、これは「さぬきうどん」ではなかった。
ふだん、関東で食べているふにゃっとした感触の天ぷらわかめうどん。
でも、すきっ腹には旨かった。

まだ、夜明け前、暗くて周囲の様子はわからない。
とりあえず、休めるときに休もう、というわけでしばし仮眠を摂る。
(下はオ・寒氏)

次回はいよいよ四国上陸篇