映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

メビウス

2014-04-11 | 映画 ま行
ジャン・デュジャルダンとセシル・ドゥ・フランス主演という事でDVDにて鑑賞しました。

ジャン・デュジャルダンはアカデミー主演男優賞を獲得した「アーティスト」で一躍メジャーになった
フランス人俳優。
「アーティスト」ではちょっと老けて見えたので40代後半くらいかな?と思ったら現在41歳。
この方、御髪がちょっと後退していますが、とってもチャーミングでセクシー!です
セシル・ドゥ・フランスは「モンテーニュ通りのカフェ」「ヒア・アフター」「シスタースマイル ドミニクの歌
などに主演しているベルギー女優さんです。
 
フランス映画界で活躍しているお二人ですが、本作はロシア人のスパイ映画です。

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                   メ  ビ  ウ  ス

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 < ストーリー >
ロシア連邦保安庁の諜報員グレゴリーは資金洗浄疑惑のあるロシアのビジネスマン・ロストフスキーを
追っている。スイスで金融トレーダーをしている米人アリスは、リーマンショックに関わりアメリカに
入国を禁じられている。グレゴリーの部下はアリスに接触し、ロストフスキー逮捕に協力すればアメリカに
帰れるようにしてやるという話を持ちかける。敏腕トレーダーのアリスはスパイになることを承知し、
ロストフスキーにデリバティブ取引でのロンダリングを提案し、信用を得る。
身分を偽ってアリスに近づくグレゴリー。アリスにはCIAとの繋がりがある。
アリスに不信感を持つロストフスキーの部下が彼女の身辺を嗅ぎまわるなか、図らずも恋に落ちてゆく
アリスとグレゴリー。果たしてふたりの運命は?

          

舞台はモナコにモスクワ、ブリュッセルで、言葉もフランス語にロシア語、そして英語です。
フランスのスパイ物は、ハリウッドとも英国とも違う独特の雰囲気があります。
派手なアクションとか大がかりな罠とか、そういうのじゃなくてなんだかセクシーで切ない。

ジャン・デュジャルダン扮するロシアのスパイグレゴリーは過去のあるミステリアスで寡黙な役どころ。
仲間にはアリスとの関係を隠し、アリスには自分の素性を隠し、思いもよらずターゲットの
アリスと恋に落ち、どんどん深みにはまっていく。
危険な香りを漂わせながら、任務と恋の狭間で苦悩する彼の視線や表情が渋い。大人の男や~。

そして、ロシア情報局とCIAが入り乱れての驚きのエンディング。
切ないな~。
ハリウッド映画のような派手さはないけれど、しっとりとしたレトロな雰囲気のある映画でした。



因みに、「TSUTAYAだけ!」でレンタル可能です。
最近「TSUTAYAだけ!」が多くないですか




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Mのミステリー研究所 (sheriock221b)
2014-04-14 08:09:07
こんにちは。『メビウス』面白そうですね。しかし、私の生活エリアにはTSUTAYAは駅前にあり駐車の関係で不便なので利用していません。もっぱらゲオを利用しています。したがってTSUTAYAだけってのは困るんですよね。最近多く感じますよね。
返信する
Unknown (sheriock221bさんへ(ryoko))
2014-04-16 01:23:05
こんばんは。コメントありがとうございます。
はい、ジャン・デュジャルダンが渋いです。
うちの近くのビデオ屋さんが閉店し、車でちょっと遠くのゲオまで行っていたのですが、閉店したお店がTSUTAYAになったのです。それでもゲオに行っていたのですが、「スパイダーマン」見たさにTSUTAYAに行ったら、TSUTAYAだけの作品が一杯あることを知りました。これって…どうなんでしょうね?TSUTAYAで借りたビデオの予告では「TSUTAYAだけ!」の紹介が多いです。
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