随分前に見たのですが、アップがすっかり遅くなってしまいました。
タイトルといい、チラシの主演二人の表情といい、なんだか重そう…と思ったのですが、
いつも穏やかなヒュー・ジャックマンが行方不明になった子供を探して暴走する父親役、
今まで見たこともないジャックマンという事で興味を引かれ鑑賞することに。
チラシにも「愛する娘を奪われた時、父が踏み越えた一線とは。」とあり、
誘拐犯に挑む父が一線を越え報復するといったドラマ展開を予想していたのですが…、
予想に反し思いもよらない結末でした。
**********************
プ リ ズ ナ ー ズ
PRISONERS
**********************
< ストーリー >
ペンシルベニア州の田舎町で感謝祭の日、少女2人の失踪事件が発生する。
警察は現場近くで目撃されたキャンピングカーに乗っていた青年を容疑者として拘束するが
知恵遅れの青年を証拠不十分で釈放する。被害者の父ケラーはその青年が犯人だと確信し
拉致監禁し自らの手で拷問し口を割らせようとする。もうひとりの被害者少女の父は、
ケラーの行動に驚き止めようとするが、押し切られて行動を共にする。
一方、担当刑事ロキは捜査が難航する中、冷静に事実を積み上げ犯人に迫っていく。
アメリカって明るく、自由の国というイメージが強いですが、
時として日本人には思いもよらない理解しがたいことが起こる国です。
わかっているようで、よくわからない意外な国アメリカ。
そういう意味で、本作は非常にアメリカ的なストーリーです。
アメリカでは行方不明の子供が大勢いるようです。
離婚によって片方の親が連絡せずに連れ去るというケースも多いようですが、それ以外にも
日本人の予想を超える数の子供が行方不明になり、昔は牛乳パックに、最近ではスーパーの袋や
ピザの箱、公共料金の請求書などに行方不明の子供の写真がプリントされて行方を捜して
いるらしいです。
本作では友人宅から近くの自分の家に物を取りに戻った少女ふたりが、ちょっと目を離した間に
誘拐されてしまいます。
探し回る家族、目撃されていた不審なキャンピングカー。
楽しい感謝祭が、一気に重苦しい雰囲気に包まれます。
娘を捜す中、警察に頼らず次第に暴走してゆく父親ケラー。
容疑者とおぼしき青年を監禁し拷問により自白を迫る。
彼は常日頃から「Be prepared 備えよ」の言葉通り、地下室に食料品や装備を大量に備蓄し
「家族を守るのは自分だ」という強い信念を持った敬虔なクリスチャン。
「Be prepared」ってボーイスカウトのスローガンらしいです。
台風など自然災害に「備えあれば憂いなし」ということなら普通の行動ですが、
宗教色を帯びてハルマゲドンだの最後の審判だのってことになると狂信的です。
あの備蓄状況から、ケラーはどうも後者のようです。
一方、ギレンホール演じる刑事は、冷静に証拠を積み上げ犯人を追う。
ケラーがやっていることはハッキリ言って捜査妨害でしかない。
かつて起こった幼児誘拐事件。
性犯罪者リストに載る神父(牧師?)。
奇妙な行動をする男。
神父の家の地下室で見つかる白骨死体。
一見なんの繋がりもなかったようなことが、ジグソーパズルを埋めるように犯人へ繋がっていく。
そして驚きの犯人とその動機。
はぁ~?こういう狂気は日本人には理解できないなぁ。
でも、アメリカではありそうだな~。
暴走する父親ケラーもビックリの結末でした。
オーストラリア人のヒュー・ジャックマンはどうしてこの作品に出演したのかな?
***** 見た 映画 *****
7月7日 「ザ・イースト THE EAST」DVD 環境テロ組織に潜り込んだ捜査員の
「New York 結婚狂騒曲」DVD
ユマ・サーマン、コリン・ファース、ジェフリー・ディーン・モーガン主演
サム・シェパードやイザベラ・ロッセリーニも出演しているけれど・・・
いま三つくらいのありがち恋愛ドラマ。コリン…作品を選んでください。
「スティーブとロブのグルメ・トリップ THE TRIP」DVD ロードグルメコメディ
スティーブ・クーガン、ロブ・ブライドン主演、マイケル・ウィンターボトム監督
タイトルといい、チラシの主演二人の表情といい、なんだか重そう…と思ったのですが、
いつも穏やかなヒュー・ジャックマンが行方不明になった子供を探して暴走する父親役、
今まで見たこともないジャックマンという事で興味を引かれ鑑賞することに。
チラシにも「愛する娘を奪われた時、父が踏み越えた一線とは。」とあり、
誘拐犯に挑む父が一線を越え報復するといったドラマ展開を予想していたのですが…、
予想に反し思いもよらない結末でした。
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プ リ ズ ナ ー ズ
PRISONERS
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< ストーリー >
ペンシルベニア州の田舎町で感謝祭の日、少女2人の失踪事件が発生する。
警察は現場近くで目撃されたキャンピングカーに乗っていた青年を容疑者として拘束するが
知恵遅れの青年を証拠不十分で釈放する。被害者の父ケラーはその青年が犯人だと確信し
拉致監禁し自らの手で拷問し口を割らせようとする。もうひとりの被害者少女の父は、
ケラーの行動に驚き止めようとするが、押し切られて行動を共にする。
一方、担当刑事ロキは捜査が難航する中、冷静に事実を積み上げ犯人に迫っていく。
アメリカって明るく、自由の国というイメージが強いですが、
時として日本人には思いもよらない理解しがたいことが起こる国です。
わかっているようで、よくわからない意外な国アメリカ。
そういう意味で、本作は非常にアメリカ的なストーリーです。
アメリカでは行方不明の子供が大勢いるようです。
離婚によって片方の親が連絡せずに連れ去るというケースも多いようですが、それ以外にも
日本人の予想を超える数の子供が行方不明になり、昔は牛乳パックに、最近ではスーパーの袋や
ピザの箱、公共料金の請求書などに行方不明の子供の写真がプリントされて行方を捜して
いるらしいです。
本作では友人宅から近くの自分の家に物を取りに戻った少女ふたりが、ちょっと目を離した間に
誘拐されてしまいます。
探し回る家族、目撃されていた不審なキャンピングカー。
楽しい感謝祭が、一気に重苦しい雰囲気に包まれます。
娘を捜す中、警察に頼らず次第に暴走してゆく父親ケラー。
容疑者とおぼしき青年を監禁し拷問により自白を迫る。
彼は常日頃から「Be prepared 備えよ」の言葉通り、地下室に食料品や装備を大量に備蓄し
「家族を守るのは自分だ」という強い信念を持った敬虔なクリスチャン。
「Be prepared」ってボーイスカウトのスローガンらしいです。
台風など自然災害に「備えあれば憂いなし」ということなら普通の行動ですが、
宗教色を帯びてハルマゲドンだの最後の審判だのってことになると狂信的です。
あの備蓄状況から、ケラーはどうも後者のようです。
一方、ギレンホール演じる刑事は、冷静に証拠を積み上げ犯人を追う。
ケラーがやっていることはハッキリ言って捜査妨害でしかない。
かつて起こった幼児誘拐事件。
性犯罪者リストに載る神父(牧師?)。
奇妙な行動をする男。
神父の家の地下室で見つかる白骨死体。
一見なんの繋がりもなかったようなことが、ジグソーパズルを埋めるように犯人へ繋がっていく。
そして驚きの犯人とその動機。
はぁ~?こういう狂気は日本人には理解できないなぁ。
でも、アメリカではありそうだな~。
暴走する父親ケラーもビックリの結末でした。
オーストラリア人のヒュー・ジャックマンはどうしてこの作品に出演したのかな?
***** 見た 映画 *****
7月7日 「ザ・イースト THE EAST」DVD 環境テロ組織に潜り込んだ捜査員の
「New York 結婚狂騒曲」DVD
ユマ・サーマン、コリン・ファース、ジェフリー・ディーン・モーガン主演
サム・シェパードやイザベラ・ロッセリーニも出演しているけれど・・・
いま三つくらいのありがち恋愛ドラマ。コリン…作品を選んでください。
「スティーブとロブのグルメ・トリップ THE TRIP」DVD ロードグルメコメディ
スティーブ・クーガン、ロブ・ブライドン主演、マイケル・ウィンターボトム監督
です
いつもTBありがとうございます。
あらぁ・・・ズ? ゾ?
う~ん、カナカナ表記は難しい。
チラシはしっかり「ズ」ですね。
ありがとうございました。
早速訂正し、お詫びします