映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

サンシャイン 歌声の響く街   Sunshine on Leith

2014-08-17 | 映画 さ行
2007年に初演で大ヒットした英国のミュージカルを映画化したものだそうです。
舞台はスコットランド。
スコットランドといえば、来月9月18日英国から独立の是非に関する住民投票が
行われるようです。現時点では独立反対派が優勢のようですが、どうなりますことやら。
本作の中で、主人公夫婦の長男の恋人を「彼女はイングリッシュだから・・・」という
シーンがあるのですが、英国の中ではスコットランド出身か?イングランドか?北アイルランドか、
ウェールズか?と出身地によって、長い歴史に基づいた、地域のプライドと葛藤があるんだなぁ~っと
再確認しました。
英国については「この自由な世界で…」をご覧下さい。

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       サンシャイン   歌声の響く街
             SUNSHINE ON LEITH

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 < ストーリー >
スコットランドの田舎町リースに暮らすロブとジーンは、結婚25周年。
折しも、息子デイヴィと、娘リズの恋人アリーがアフガニスタンでの兵役を終えて帰還し、
家族はお祝いムードに。ところが25周年パーティーの場でアリーからプロポーズされたリズは
海外で働く夢を実現させるためにプロポーズを断り、ロブに24歳になる娘がいることを知った
ジーンはうろたえ、リズの紹介で出会ったイヴォンヌと恋に落ちたデイヴィは些細なことで
仲違いをすることに・・・。

スコットランドの景色って美しいのですねぇ~。
砂漠でサーモンフィッシング」「スティーブとロブのグルメ・トリップ」や「天使の分け前」などの映画も、
スコットランドが舞台でした。
いつか行ってみたい場所の一つです。

     ロブとジーン

3組のカップルの恋愛模様を、美しい景色を背景に音楽にのせて歌いあげます。
英国のミュージカルってハリウッド映画のような派手さはないけれど、
逆にほんわかとした暖かさが感じられ、「突然歌い出す違和感」はあまり感じませんでした。
チラシにある、スコットランド版「マンマ・ミーヤ」というのは当たらない気がします。

冒頭、アフガニスタンに出兵した英国兵士たちがトラックで移動中爆撃を受けるという
シーンからスタートしたのはちょっと驚きました。
       
             兵役を終えスコットランドに戻ってきたアリーとデイヴィ。
そう言えば、ふたりの王子ウイリアムもヘンリーも軍人でしたね。
職業の択肢として軍に入隊というのは、日本人にはハードルが高いです。


           
この曲「I'm gonna be(500 miles)」いいわ~。


 観客(役)の自然な反応と一体感が「ミュージカルーーーーー!」って感じを与えない理由かも。

この曲は1988年スコットランド出身の「The Proclaimers」がリリースしたアルバムに収録された曲。
このアルバムのタイトルが本作のタイトルの「Sunshine on Leith」。
 (映画ではThe Proclaimersの曲14曲が使われてます。)
サッカーのスコットランドチーム応援歌にもなっているらしいです。
どこかで聞いた曲…?と思ったらら、ジョニデ映画で一番好きな「妹の恋人」で使われていたのですね!
因みに、500マイルは約800㎞。
いつもいつも、君の傍にいたい。
500マイルだって1000マイルだって歩き続けて君の家のドアの前で倒れるほどさって歌詞がいいね!



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