ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

重機

2007-04-30 05:40:22 | Weblog
 連休に入り、実にノンビリとした生活を送っている。反面、ニセコ道の駅、ビュープラザは車が駐車出来ないほどの賑わい。暖かくなり、外に、ニセコに来たい道内外のお客さんで一杯だ。
 こんな時は家にいてノンビリだ。ソファに横になりながらテレビを見、二匹目のドジョウを狙ったが空振り。そう上手くは行かない。
 突然お客様がやってきた。名古屋生まれだが名古屋に単身赴任しているという。大学が帯広で、千歳等で働き、3度上陸した北海道の良さが忘れられず、早期リタイヤして北海道に住みたい、50才の国家公務員の方だ。
 色々と考えている方だった。パン屋さんや革製品製造がやれるかどうか探っている。パンは単身赴任先で焼き、革製品は自分で作ったモノを見せてくれた。50才過ぎで田舎暮らしを行うには悠々自適とは行かない。何かやるモノを見つけないと過ごせない。子供は独立し、奥さんも『ついて行こうかな』と言ってくれているらしい。また、家造りにも興味があるとのことで隣の家をずっと眺めていた。
 この方、3年前冬に千歳ーケアンズの定期便がスタートするときに千歳の検疫所で働いていたとのこと。こんな航路は何で出来たのか、誰が乗るのかと不思議に思っていたらしい。週2便が直ぐに1便になるだろうと。その後、この飛行機に乗って豪州人が大挙してやって来る人気便になるとは思っていなかった、とのこと。その頃から土地探しをやっておけば良かったと。
 夕方、大型バックフォー(ユンボウ)を積んだトラックがやって来た。農家の方の集まりがあったときに、この時期、土木建築関係が暇なことからこの重機を使って農地を格安で改造してくれるらしい。その中に入れて貰い土地に生えているヤナギの木を抜いて貰い、整地を頼んでおいたのだ。連休明けになるとのことだったが早まったとのことで来てくれた。
 予定していた3時間であっという間に草木の根を抜き、整地してくれた。凄いな重機の威力は。『なまら良い土だ』とのことなので畑でも作るか。手入れをしないで草木を2~3年ほったらかしだと伸び放題だ。ヨモギも1メートほど伸び、ススキも根っこを大きくする。普段の手入れさえしっかりしていればこんなことにはならない。心機一転、頑張って草刈りだ。
 4月30日朝、か、か、快晴だ。雪が融けた日の出後の原野。
コメント
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